大正・昭和が息づく磯場。
江之網の磯の特徴
奈良期の景勝地で、大正・昭和期の写真絵葉書で有名です。
波立の歩行者用トンネルを通ってアクセスできる磯場です。
弁天島への道中に位置し、訪れる価値があります。
波立の歩行者用トンネルをテクテク進んで行くと、ここまできます。
弁天島に行く際に立ち寄りました。おそらく、東北沖の地震の影響で崩れた瓦礫が残っているため、降りる時は気をつけた方がいいです。海は青く透き通っていて綺麗です。
大正・昭和期の写真絵葉書にもよく取り上げられた、四倉を代表する景勝地。(住所的には久之浜だが、江之網の子供達は四倉小に通うことも多い)海食崖が巍々として切り立ち、さながら五浦海岸を想起させるような岩石海岸で、磯場もまた魚貝・海藻類に富み、その昔の近郷の行楽地の一つであった。江之網は、湾状の入り江で風波を凌ぐに適した天然の良港で、古くから漁港として、また、年貢米の積み出し港として栄えた所である。港は昭和初期まで賑わっていたが、漁船の大型化に伴いやがて衰退した。かつての港を思わせるものとして、セメントの船着場の遺構が崩れながらも残っている。近年に至り、バイパス工事の為に景観が変貌した感はあるが、今でも十分に景勝地として、行楽地として魅力的な場所である。殊に磯場などは、太公望の天国であるらしく、週末には、ごろた場を伝い歩く釣人の姿がちらほらと見える。
名前 |
江之網の磯 |
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ジャンル |
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住所 |
〒979-0335 福島県いわき市久之浜町田之網鷹ノ巣117 |
評価 |
4.3 |
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舟門海岸と蟹洗の磯の間にある磯場。歩道橋付近に『海抜8m』とあるが、津波の時はここも波を被ったのかと、自然の力の凄まじさに肌が泡立つ。