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玉川の上流部にある玉川温泉の大噴から流れ出す強酸性泉は、玉川の水を酸性に変え、中和処理施設の運転開始前には、玉川ダム地点でのpHは土木構造物に影響を及ぼさない限界とされるpH4.0を下回り、農業用水の取水地点である神代ダムの下流地点でも農業用水基準のpH6.0~7.5が確保されない状況だった。現在ではこの施設で粒状の石灰石が大量に詰まった中和反応槽に酸性水を流入させて中和する方法で処理されている。直径5~20ミリメートルの石灰石をコーン型反応槽に入れ、その反応槽の下から温泉水を流入させ中和する。すべて自然の落差で行っている。この方法でpH1.1~1.3あったものをpH3.5以上と酸性を弱めてから川に放流する。