歴史の聖地 愛新覚羅社へ。
愛新覚羅社の特徴
祭神には清朝最後の皇帝弟、愛新覚羅溥傑が祀られています。
恋みくじが引ける楽しみがあり、訪れる価値があります。
中国大陸に最も近い位置にある神社で歴史を感じられます。
一度来てみたかったんです。やっと来れました。溥傑の身の回りの物、メガネや筆、卒業証書も展示されてあります。宝物の展示室、もうちょっとセキュリティでお守りしてはどうかな、と思うくらいでした、無料ですし。流転の王妃のことや、溥傑のお嬢様方のことがよくわかります。時代に翻弄され、激動の時代を生きた一家に手を合わせました。
ラストエンペラー愛新覚羅溥儀の弟、溥傑一家を祀った神社です。溥傑の妻 浩は、中山忠光の曾孫にあたります。
今日(23年11月24日)のNHKこころ旅の放送で、この神社を知りました。なぜ清朝皇帝一族の神社があるのかと思いましたかが、いわれは他の方の投稿によって知りました。ラストエンペラー溥儀の弟は、歴史上語られることは、殆どありませんが、日本人を妻にしていたんですね。中山神社の一角に、愛新覚羅社が置かれています。火野正平さんは、清朝皇帝一族の苗字が、愛新覚羅ということは、ご存知なかったようです。確かに、ごく小さい社なので、いわれを知らなければ、気付かずに通り過ぎてしまいそうです。こころ旅の投稿は、70年前4才の頃北海道から頃、下関市に小学校卒業まで、移り住んだ女性から、綾羅木海岸での思いを語ったものでた。70年前に父親が、北海道からはるか遠くの下関市に転勤となり、移り住むなどとは、私の感覚ではまるで海外にでも、移住するように思います。
祭神は愛新覚羅溥傑(あいしんかくらふけつ、清朝最後の皇帝だった愛新覚羅溥儀の弟)と、妻の嵯峨浩(さがひろ、中山忠光の曾孫)および2人の長女愛新覚羅慧生( - えいせい)。浩の遺言にしたがって当地に祀られている。 通常、社殿は東向きまたは南向きに建てられるが、同社の社殿は中国大陸に向かって西向きに建てられている。また、中山神社の宝物殿には溥傑の次女嫮生(こせい)などから寄託されたゆかりの品が展示されている。
中国の歴史に興味があり訪問しました。JR綾羅木駅からは徒歩10分ほど、サンデンバスの横野行きに乗ると神社の目の前がバス停です。
歴史好きな方は是非どうぞ。
愛新覺羅溥傑的神社,末代皇帝的弟弟。恍如隔世的感覺。
祭神は愛新覚羅溥傑(あいしんかくら・ふけつ)と、妻の嵯峨浩(さが・ひろ)および2人の長女愛新覚羅慧生( えいせい)。嵯峨浩は中山忠光の曾孫。愛新覚羅溥傑は清朝最後の皇帝・宣統帝であり満州帝国唯一の皇帝・康德帝だった愛新覚羅溥儀の弟。慧生は学習院大生の時に天城山中で亡くなっている。浩の遺言にしたがって当地に祀られている。 通常、社殿は東向きもしくは南向きに建てられるが、同社の社殿は中国大陸に向かって西向きに建てられている。嵯峨浩は愛新覚羅浩名義で自身の生涯をまとめ「流転の王妃」として出筆しベストセラーになっている。また映画化(京マチ子主演)、テレビドラマ化(常盤貴子主演)もされている。
愛新覚羅とは中国にあった清朝₍1616-1912₎の皇帝の名字です。このお宮にラストエンペラーで知られる愛新覚羅溥儀の弟溥傑(1907-1994)、溥傑の妻嵯峨浩(1914-1987)、その娘慧生(1938-1957)の遺骨が安置されているそうです。なぜここにこのお宮があるかというと、嵯峨浩が中山忠光の曾孫にあたり、生前愛新覚羅一家がここにお参りに来ていたからだそうです。ここに遺骨を遺すことは溥傑氏の遺言であったようです。国と国との軋轢に翻弄された一家の記念碑ともいえます。
| 名前 |
愛新覚羅社 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
083-253-0704 |
| 評価 |
4.6 |
| 住所 |
|
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私にとっての聖地1987年に公開された、ベルナルド・ベルトルッチ監督の作品ラストエンペラーに始まり、テレビ朝日開局45周年ドラマ『流転の王妃・最後の皇弟』を観て、清国、満州に興味を持ち、どハマりしました2016年、一人で旅行に行ける時間がとれた際に、中国地方での一人旅を選びました天皇家にゆかりのある中山神社内にある愛新覚羅の社(最寄り駅は綾羅木駅ですが、新下関駅からでも約3km程度ですのでタクシーですぐに行けます)ラストエンペラー愛新覚羅溥儀の弟である愛新覚羅溥傑氏、妻の浩氏、長女で不慮の事故で亡くなられた慧生氏が祀られています私は3月初旬に参拝しましたが、この時期は参拝者が少ないので、じっくり時間をかけて参拝~記念館の見学ができると思います愛新覚羅記念館には、浩の次女である福永嫮生さんがお持ちだった遺品が、ご本人も高齢な中、寄贈されているとのことです個人的には、テレビ朝日開局45周年ドラマ『流転の王妃・最後の皇弟』をご覧いただき、愛新覚羅溥儀の自伝『わが半生』等を読まれたうえで、参拝される方が心に響くと思います(ドラマはYouTube等でも観ることができます)愛新覚羅社は、はるか中国大陸の方向に向かって建てられているそうです。