琵琶湖の歴史を刻む慰霊碑。
西国三十三ヶ所巡礼遭難供養塔の特徴
琵琶湖で遭難した方々の慰霊碑です、歴史的な背景が深いです。
宝厳寺参拝後に訪れると考えさせられます、感慨深い場所です。
三十三ヶ所巡礼の途中に位置し、巡礼者にとって特別な意味を持っています。
宝暦五年(1755年)三月、宝厳寺(30番)参拝後、西国三十三ヶ所巡礼者を乗せた船が、長命寺(31番)へ向かう途中、比良八嵐と呼ばれる強風に琵琶湖上で転覆し、乗客、船頭の計72名が亡くなった。その亡骸が、当時の福堂村に流れ着き、彦根藩や大津代官所が遺体の収容や身元の確認を行った。遺体の収容を手伝った福堂村の人々は、手厚く供養し埋葬した。一年後の命日には、高さ十尺の石碑を建立し弔った。昭和53年福堂集会所の取り壊しで、「水死人検分帖」が見つかり、その身元の住所から、この年、兵庫県播磨町や和歌山県岩出市境谷などから関係者が法要に訪れた。(以上、いくつかの資料からの情報です)自分自身が西国三十三ヶ所参りを始め、いろいろな情報をネットで調べたいるうちに、このことを知り、一度この供養塔を訪れたいと思ってました。なかなか場所がわからなかったのですが、やっとお参りすることができました。
| 名前 |
西国三十三ヶ所巡礼遭難供養塔 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 電話番号 |
090-7342-8300 |
| 営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
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琵琶湖で遭難された方々の慰霊碑です。このあたりは特に比良山系からの風が強いのかもしれない。