小早川隆景の歴史探訪を!
新高山城跡の特徴
小早川隆景が築いた、続日本100名城の山城跡です。
道中には番所や土塁、寺跡などの遺跡が楽しめます。
登山道は整備され、見晴らしも抜群で快適です。
続日本100名城No.173の新高山城へ行ってきました。築城を命じた小早川隆景公はお気に入りの武将のひとりであり、そのゆかりの城をようやく体験できました。麓の駐車場からは本丸跡や詰丸跡までは40分くらいのハイキングですが、あまり平らな所はなく、ずっと上りが続きますので体力勝負です。登山口から入ってすぐのところに杖が置いてあるので、これを利用するのは大いにアリです。本丸跡を過ぎ、詰丸跡へ到着すると、そこには多くの石仏が迎えてくれます。そして、そこからの眺めは素晴らしく、それまでの疲れを癒してくれることでしょう。なお、駐車場から少し北に行ったところに沼田本郷の天然水を汲めるスポットがあり、そこからお城を見上げたの断崖絶壁が個人的に一番印象に残りました。
本丸に至る道は整備されていますが、登山靴で行くことをお勧めします。トイレも自動販売機も無いので、水筒を忘れずに。
登山口から少し登ったところに城跡の説明の看板、パンフレット置き場があり、杖が用意されていたのでありがたく使わせてもらいました。あまり登る人はおられないようで、平日に行ったのもあるでしょうが、登山口から山頂を往復して帰ってくるまで、誰ともすれ違わなかったです。時期的に落ち葉で滑りやすくなっており、滑落したら誰にも助けてもらえない恐れを感じました。低山とは言えしっかりと登山の準備をして登りましょう。多少急峻な山ではありますが、その分山頂に行くと良い眺望が楽しめます。本丸から東に行けば詰の丸があり、素敵な眺望と石仏が待ち構えてくれています。逆に西側には西の丸、北の丸などがあるようでしたが滑りやすくなっていたこともあり、危険と判断して断念しました。意識して遺構に近づかなかったのは初めてかもしれません。無念…
小早川隆景の居城跡です。休み無しで登ると20〜25分くらいで登れますが、階段状の道が多くて結構疲れます。道は良く整備されていて歩きやすかったです。詰の丸からの景色は絶景です。向かいの高山や間にある川がよく見えます。今まで2回ほど訪れたことがあり、その時は誰ともすれ違うことがなかったのであまり登山者のいない山だと思ってましたが、今回は3名ほどすれ違いました。2017年に続日本100名城に選ばれたみたいなので、それで訪れる人が増えてるのかなと思います。
ニイタカヤマと読むのですか。来てはじめて知りました。毛利両川体制の一翼、小早川氏の長年に渡る本拠城。なかなかの登りを30分強で本丸、詰めの丸。眺望よく、石仏(磨崖仏)がいくつも建っている。ボタンを押すと新高山城の説明が聞けるのも一興。中の丸から一段降りて釣井の丸。井戸が5つもあり、なかなかに珍しい。多くの家臣や兵がたくさん居住していたのだろう。中の丸から落ち葉に覆われた細い道を行くと西の丸、北の丸。下から見上げると新高山城のてっぺんは随分切り立って見える。大した山城である。(新幹線が下を通っている)
続日本100名城No.173毛利氏を支えた小早川隆景が築きました。安芸沼田荘の地頭であった小早川氏が鎌倉時代に高山城を築いたとされます。天文二十一年(1552)に沼田小早川家の養子に入った毛利元就の三男小早川隆景が、高山城の副塁として築かれた城を修築したのが新高山城です。隆景は次兄吉川元春とともに、若年の当主輝元を支えて毛利氏の全盛期を築きました。隆景はその後、三原城を築城して本拠を移し、新高山城は廃城となりました。築城は山頂の内郭部と山腹の外郭部に分かれます。内郭部は中の丸を中央に東西に多数の郭を連ね、外郭部は山を攻め登る敵に対し防御を固める、ダイナミックな縄張です🏯
登山道は急ですが上からの景色は抜群です。登山者が何組か居ましたがそれくらいには人気の山なのでしょう。
2022/03/05 登山道は通行止めと書いてありますが、一部通りにくくなっているところがあるだけで、問題なく登れました。頂上に登った時、ちょうど音声ガイドを修理されていました。ゆっくり回って一時間くらいで、道もよく整備されており、ちょうど良い散策コースです。
7月の大雨により道が崩れ登山禁止となっています😵規制されている先は一見登れそうではありますが、何かあってからでは遅いので引き返しました。
| 名前 |
新高山城跡 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
| 評価 |
4.2 |
| 住所 |
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周辺のオススメ
小早川隆景が沼田川の対岸から移したお城。頂上は景色が良くて素晴らしい。麓に杖が備え付けられていて助かります。蜂に注意の表示があちらこちらに。駐車場完備です。同じ山城の吉田郡山城にも登りましたが、すごく似ていると感じました。