ブロンズ像《暁の海より》で心に残る海岸散策。
国道2号海岸線プロムナード、和田真澄氏が昭和58年(1983年)に制作した作品、《暁の海より》。平成2年(1990年)に設置。国道2号はさんで「神港ビルヂング」の向い側、神戸第2地方合同庁舎の前にある。
| 名前 |
「暁の海より」和田真澄 |
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| ジャンル |
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| HP |
https://www.city.kobe.lg.jp/a36708/kanko/kobemachiaruki/chokokunomachi/port/3-130.html |
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
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2体の若い女性のブロンズ像です。すでに他の方が書かれていますが、2体が造られた時期は違うらしいです。ですが、このようにみてみると、2体が並んでいないと作品になっていないと思います。作品の完成に時間がかかりそうで、まずは1体を置いて、それからもう1体ということかもしれませんが、7年ぐらい時間が空いているようで、いくらなんでもそんなに時間はかからないだろうなと思うのです。初めは1体だったのが、かっこがつかないと思ってもう1体を追加したのかもしれません。なんとも言えないのが、このタイトルです。「暁の海」とは、もちろん、このブロンズ像の目の前に広がる神戸港の海なのでしょう。気になるのは、「より」という助詞。この助詞には用法が5つあって、1動作の起点、2経過する場所、3手段・方法、4比較の基準、5即時です。普通に考えれば、1の用法なのでしょうが、私が考えたのは4の比較ではないか?「暁の海も美しいが、それよりも私たちの方が美しいのよ!」という意味ではないか。などなど考えさせるのでした。