戦前の歴史を伝える水害記念碑。
水害復興記念碑 (昭和13年阪神大水害)の特徴
戦前の水害を後世に伝える貴重な記念碑です。
三宮加納三丁目交差点近くに位置する石碑があります。
神戸市中央区にある歴史的な遺産とも言えます。
三宮加納三丁目交差点南西歩道橋下にある戦争の水害復興記念碑、移設。
■水害復興記念碑神戸市中央区にある石碑。加納町3丁目交差点の歩道橋下にある長四角の石版碑。昭和15年(1940)7月建立。平成19年(2007)3月近隣より移設建立。●石版碑は表面だけで背面に文などはない。石版碑は表面が南向きで歩道脇に配されている。だだ歩道橋のほぼ真下になるようで歩行者から死角になりやすいようだ。題字は大きく読み易いが他の文面は劣化があるようで判読は諦めた。平成期の移設時にステンレス標札が新しく加えられている。昭和13年(1938)7月5日に発生した阪神大水害は、背後の山々の崩壊、河川の氾濫による大量の土砂をもたらし、神戸市内を埋めつくし、一面の泥海と化となる。本市における被害は、死者616名、傷者1,011名、家屋の流失1,400戸、埋没854戸、全半壊8,653戸、浸水家屋7万9,652戸という。令和3年梅雨時の熱海市の土石流災害を始め近年の自然災害が思い出され重なる。記念碑に手を合わせて、隣りにある地蔵尊に御参りする。◆同じ水害に関連がある所①潮音寺 一の谷不動尊(須磨区潮見台町)②昭和13年阪神大水害 慰霊搭(兵庫区雪見御所町)③水害復興記念碑(兵庫区下三条町)④水害復興記念碑(中央区加納町)⑤水害記念碑(灘区桜ヶ丘町)⑥禍福無門の碑(東灘区住吉本町)⑦阪神大水害芦屋川決壊之地碑(芦屋市東芦屋町)
名前 |
水害復興記念碑 (昭和13年阪神大水害) |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.7 |
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戦前の水害を後世に伝える記念碑のようです。