趣あふれる春画展で歴史を感じる。
熊谷美術館 熊谷家住宅の特徴
春画展がとても素晴らしく、訪れる価値があります。
熊谷家住宅の趣があり、この歴史的建造物に惹かれました。
シーボルトのピアノ展示が特に興味深く、見逃せません。
春画展を見学。江戸 初期 中期 後期と分けて貴重な作品が展示歌麿 北斎など版画、肉筆を見学できることは貴重。色彩や描写を時間を感じさせないほどよく保存してあるとおもいます。し、現在観てもゾクッとするほどの描写です。日本画、浮世絵で現代マンガの原点の描写を観させてもらいました。確かに入館料は高めですが、興味のある方は見ることをお勧めします。
萩へは何十回も出かけているのに、熊谷家住宅や美術館の存在も知っているのに初めての訪問でした。土蔵の中に展示された作品の数々に今までの概念が変わった気がします。これだけの美術品が最高の保存状態で今に至る奇跡にただ驚きました。
趣があって好きです。
シ−ボルトのピアノとお滝とイネ江戸時代鎖国していた中、唯一開港していた出島にオランダの軍医のシ−ボルトが来ました。蘭学を学ぶ多くの生徒たちに医学を始め薬草植物鳥動物鉱物天体等を教えていました。又オランダからも薬を始め医療器具発電器空気ポンプ寒暖計晴雨計六分儀顕微鏡ビ−ル葡萄酒等、そしてイギリス製のピアノまで持って来ました。後日江戸参府の折にも長い行列の中に組み入れて運び日本橋の宿、豪商の長崎屋で披露しました。各大名や医師等の前でピアノ🎹を弾き親睦を図って行きました。将軍家斉に謁見し、長崎に帰る時には荷物一杯の土産物も有りました。来日四年のシ−ボルトの妻となっていたお滝に娘が生まれ「自然が豊かな四季のある瑞穂の国にちなんでシ−ボルトは」伊禰、イネと名付けました。塾生の中で優秀だった二宮敬作は二年半後、(宇和島藩)愛媛に帰り医院を開き貧しい患者には無料で診ていました。育てきたイネを滝は敬作に託し幼少の頃から親に習っていたオランダ語や医学を活かして一層学んで行きました。【その後同じ門下生であった岡山の石井宗謙の元に産科を学びに行かせました。しかし名が高まり奢っていた宗謙は、外人の血の入った美人のイネに強引に犯してしまいました。】イネは「ただ自分だけの子」とタダ子と名を付けて私生児として長崎に帰り育てました。(後に多くの門下生から宗謙は非難を受けました。)後日イネは江戸に出て産科医院を開き確かな腕で地域の評判が高まりました。やがて、福沢諭吉の推薦で宮中御用にもなり、明治天皇御誕生日の時にも立ち会い下賜を賜りました。【小さい時は髪は赤毛で顔や眼の色、体型まで普通と違い混血混血といつもいじめられていました。(自分を乗り越えた姿に感動します)】イネの娘タダ子は宇和島藩主が不憫に思い高子と名を変えさせ名字も遠戚の楠本にさせました。援助も行ない琴や三味胡弓唄等を学びました。30年ぶりに長崎に帰ってきたシ−ボルト64滝53イネ32タダ子9、に敬作は弱った身体をついて長崎に会いに行きました(59亡)。【村田蔵六、後の大村益次郎を長崎を案内している。靖国神社の大銅像】今は(しょうこうじ)に二宮と一緒に墓を並べて眠っています。
歴史的な建造物です。保存状態も良好です。
名前 |
熊谷美術館 熊谷家住宅 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0838-25-5535 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.4 |
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春画展、とても素晴らしい展示でした。内容の関係で、一般には展示できない?らしく、とても貴重な機会でした。とても、おすすめです。