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名前 |
風呂ヶ谷池 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
久保木町内にある溜池で、町内では最大の大きさになります。文化七年(江戸幕府の将軍でいえば11代・徳川 家斉の頃)に隣村から分家してきた内藤正平が町の旱魃(かんばつ)を憂い、庄屋の甲山丈右衛門と村人に賛同を受け、私財を投じて2年後にこの池が完成しています。資料では銀百八十貫を投じたとされており、現在価格に直すと 2億2500万となるそうで私財を投じるには破格なれど現在まで旱魃が無くなったことを考えると未来に残った投資だったと思います。天保6年に内藤正平と甲山丈右衛門の功績を称えた墓碑が建立していますが、マップ上のマーク付近にその墓碑があります。隣には平成時代に新しく石碑が建立しており、この池が造られた由来・そして現在に至るまでに改修工事などを経た記録が記されていますので訪れた際に時間があれば読むのも良いかと。車道(農道に近い)があるので、墓碑手前までは車でも移動可能。駐車場は無いですが退避場所などを一時的に利用すれば停車も可能です。