畑で見つけた石棺仏の秘密。
畑の中に2基の石棺仏が立っています。2基とも石棺の一部を使用しており、家形石棺の蓋と底を使っていることから、一つの石棺を分解して作ったのかと思いますが、実際のところは解りません。阿弥陀三尊が種子で墨書きされているとされているのですが、よくわかりません。らしきものはそうかな?と見ればそのようにも見えますが、判読不能な状態です。この場所からすぐ近くに「一石2体地蔵石仏」があり、この地蔵さまも墨書きで一部が書かれています。仏師が同じであったのかは定かではないですが、場所といい手法と言い興味が沸きます。なお石棺材に墨書きをする事例は少ないらしく、加西市ではこの1例(地蔵石仏を入れれば2例)らしく、貴重な史跡になっているようです。
名前 |
阿弥陀三尊石棺仏 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
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草に埋もれていたが確かに種子らしきものは確認できます。北条鉄道の長駅から歩いてすぐの場所。