神宮入江川沿いの竜王団地。
川除太神宮の特徴
吉野川第十堰の近くにあり、自然豊かな神社です。
神宮入江川沿いに位置し、散策に最適なロケーションです。
竜王団地から県道を南に進むとアクセスしやすいです。
吉野川第十堰の上流で吉野川に流れ込む神宮入江川沿いに県道を南に600m程度行くと竜王団地が あります。団地の北東に竹林で覆われた土堤があります。これが「龍造堤という堤防で近くに川除大神宮 として龍造が祀られた祠が設置されています。徳島市国府町には、堤防を造る際に生け贄になった人を川除大神宮(川贄さん)として祀っている。第十堰が造られる少し前、この辺に、一面に藍畑がひろがり、そこに住む人たちは、丹精込めて藍を作っ ていました。しかし、毎年のように吉野川が氾濫し、家や牛馬は流され、せっかく耕した田畑も台無しに なっていました。そこで、暴れ川吉野川により堤防が壊れるため、人柱を立てて川の怒りを鎮めることに なりました。村の世話役の話し合いで、明朝一番にこの前の遍路道を通った者を人柱にすることにしましたが、実は 庄屋が人柱になる決心をしていました。そのことを庄屋が妻に話すのを、日頃から庄屋に世話になってい る龍造さんが聞いて、身代わりになって人柱になったといわれています。完成した堤防は秋の洪水が来て もビクともしなかったそうです。庄屋と住民は龍造さんへの感謝の気持ちとして身代わりになった龍造の 名は「龍造堤」という堤防名として残すとともに、龍造を祀る祠がつくられて代々言い伝えられていいま す。現在の祠が吉野川文化研究会、北井上文化保勝会によって桧の立派な祠に収められるまでは、現在の祠より南の道路のガードレールと水路の間にかろうじて保存されていました。四国防災共同教育センター資料より抜粋。
良い(原文)good
| 名前 |
川除太神宮 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 評価 |
3.3 |
| 住所 |
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道路沿いに祠が二基奉られています。竜王地区だけあって、昔は吉野川が暴れまくったのでしょうか?隣には室町時代の板碑が見られます。