日吉のシンボル、ぎんたま体験。
「虚球自像」三澤憲司の特徴
駅舎内の素敵な装飾が印象的です、訪れるたびに新しい発見があります。
この球に体の一部を入れることで、五感を研ぎ澄ます体験ができます。
球からイメージを受け、エネルギーの流れを感じられるユニークな空間です。
大学生の頃、あの銀色の球体、通称「ぎんたま」は、僕たちの日常の風景に溶け込んでいた。待ち合わせの目印として当然のように使い、「ぎんたまの前でね」という言葉が合言葉のように交わされた。誰も特に疑問を持たず、そこにあることが当たり前だった。しかし、大人になりふと立ち止まって思うのだ。あれは一体、なんなのだろうと。球体の表面には周囲の景色が歪みながら映り込み、自分の姿さえもどこか非現実的に感じさせる。まるで都市の一部でありながら、それ以上の何かを語ろうとしているようだ。「ぎんたま」は、動かず、喋らず、ただそこにあるだけだ。それでも、そこにあるという事実が、どれだけ多くの人々の記憶を紡いできたのだろうか。学生時代の友人たちとの再会も、恋人との待ち合わせも、その球体が見守ってきたと思うと不思議な感慨に浸る。たとえ何の説明もされなくても、「ぎんたま」はこれからもそこに在り続けるのだろう。人々がその意味を問うことなく、あるいはその意味を各々に見出しながら、街の景色の一部として永遠に。
待ち合わせ場所 ぎんたま 人気です。
またここに集まれたらいいな。
駅舎内の素敵な装飾(原文)ice decoration inside the station building
日吉駅の改札を出ると絶対目に入る日吉のシンボル。日吉住民や慶應の学生の待ち合わせ場所としてよく利用されている。深夜、頂上に人影が見えることもあるが、もちろん、登ってはいけない。
この球に体の一部、手、足、目、耳、鼻を入れることによって、五感を確かにする時、球からイメージをエネルギーとして受けます。すると、もう一つ向こう側の自分をみることになります。それがアートです。人間が参加することによって、この作品は完成されます。
| 名前 |
「虚球自像」三澤憲司 |
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| ジャンル |
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| 営業時間 |
[火水木金土日月] 24時間営業 |
| HP | |
| 評価 |
4.5 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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駅の広場に巨大な球体が鎮座している。