公園で出会う石碑の魅力。
名前 |
水車場跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
https://www.city.kagoshima.lg.jp/kyoiku/kanri/bunkazai/shisekimeguri.html |
評価 |
5.0 |
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公園の中にある石碑です。島津家28代当主斉彬公が殖産興業の振興に努め、優れた業績を残している中の紡績事業を行っていた場所だそうです。斉彬公は筆の良い帆布を自給するために長崎から外国製の紡績機を買い入れ、田上村と永吉村に薩摩で最初の機械紡績工場を作ったそうです。1857年頃から生産を始め、1867年磯に様式紡績工場が出来るまで約10年間続けられました。田上水車館は、田上川の水を引き動力として利用し、1台の水車で4台の織機を動かして帆布だけではなく他の布類も織っていたそうです。水車館が出来るまで大阪から買い入れていた布よりも3割ほど安く生産できたそうです。永吉村にあった水車館の跡にも永吉団地入り口に石碑が建っています。口コミの内容は鹿児島市教育委員会事務局管理部文化財課が発行している鹿児島市史跡めぐりガイドブックを参考にさせていただきました。このガイドブックは鹿児島市役所で手に入りますが、県外の方でも市役所に問い合わせると有償で郵送してもらえます。1冊1200円ですが、写真と地図がありとても参考になるガイドブックです。