甲突川のハゼ並木散策を!
名前 |
枦木馬場の石碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
https://www.city.kagoshima.lg.jp/kyoiku/kanri/bunkazai/shisekimeguri.html |
評価 |
5.0 |
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枦之木馬場の甲突川にはハゼの木並木があり、道の両側に3間(約5.5メートル)感覚で植えられていたそうです。昔はロウソクをつくる原料としてハゼの木の実を使っていました。薩摩ではハゼの木の栽培は寛永年間(1630~2640)の頃から行われていたようです。1680年頃に、祢寝清雄(ねじめきよお)という家老が、財政立て直しのために六十郷に栽培させましたそうです。郷内のお百姓さんたちは、ハゼの栽培が義務付けられることになりました。お百姓さんたちにとって、栽培・取り入れ上納が面倒なうえ、農繁期とも重なったことで大変な思いをしていたそうです。そのため明治時代になると多くは伐採され、枦木馬場にも1本も残っていません。薩摩のロウソクは質がよく高価で取引されていたそうです。おかげで、ロウソクの売り上げは薩摩産品のなかで、第五位を占めるほどだったそうです。