江戸時代の殿様水、邑美冷水を味わう。
目無水(出雲風土記 邑美冷水)の特徴
目無水は出雲風土記に記載されている歴史ある場所です。
江戸時代には殿様用のお茶用水を提供していた歴史があります。
大海崎橋手前のトンネルを抜けた山側に位置しています。
採水できなくなりました。閉鎖というより明らかに採水場隠匿されています役所管理ではなく、近隣地域住民の気まぐれなので致し方ありません。
「目無水」は、出雲風土記に出てくる「邑美冷水(おうみのしみず)」に比定されているそうです。大井神社「大井の池」から、中海の海岸線を1キロほど走ると左手に「目無水」の案内板が目に入ります。坂の横に湧水の採水場がありました。坂を登ると湧水でできた池がありました。もちろん、明らかにこの水を引水している訳ではありません。 小さな谷。広場の真ん中にある小屋には電気が引かれ、その下方の井戸枠のように見えるところから給水口に引水されているものと思われます。もしかしたら汲み上げ井戸水であるのかもしれません。しかし、絶えず流れ出る水は貯水の可能性を否定し、どちらにしろ湧出したばかりの水を得られることだけは確かでしょう。私がここに留まっていたのは20分ほどでしたが、その間にも地元の方が3組ほど水汲みに来られていました。地元の方々には人気の採水場のようです。 何も手を加えていない自然水で、木の葉などのゴミは混入しておらず、湧出点から直接引水されたもので、表流していないのは確かです。勢いよく流れ出る湧水は水量豊富で、給水口も高くどのような容器にも水汲みに困ることはないでしょう。ここ「目無水」で得られる水は、湧出したばかりの、比較的引水距離の短い、極めて良質な水を得られる優良な採水場と言うことができます。座ってしばらくの間景色を眺めていましたが、なんとも爽快な気分でした。内海、緑豊かな山、そして水の流れる音。人が生きていくにはとても豊かな場所です。
場所が分かりません、又、水は飲めません。
本当に飲用しても良いのかと思ってもいましたが、焼酎の湯割りに使用したら悪酔いしたので2度目は・・・。
江戸時代ここから殿様向けのお茶用の水を組んでいたそうです。
| 名前 |
目無水(出雲風土記 邑美冷水) |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
3.2 |
| 住所 |
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松江市内からだと大根島に渡る大海崎橋の手前、トンネルをくぐる前の山側にあります。看板を見て横にある小道を上がったのですが、水が出ている様子はなく、濁った池があるだけでそれより奥は立ち入り禁止でした。帰り際に坂の左横にパイプがあるのを見つけましたが、そこが採水場のようです。出雲風土記にも邑美冷水と記載される由緒ある水場で江戸時代には松平不昧公が茶の湯として使っていたとも言われる名水ですが、現在飲用に堪えられる水質なのか分からなかったため、飲んでいません。