上須川の女丈夫、独身の美学。
原サム頌徳碑原サム女は当地上須川の農家に生まれて一生独身で過ごした女丈夫であった。当時毎年くりかえされる凶作飢饉に悩む羅災民の困窮状を憐れみ私財のうちから米五十九石余りと金子十一両を本郷勘定に差し出して難民救済の一助にあてた義侠にとむ危篤な女傑であったが、文政八年(一八二二)十月十六日この世を去った後、地元の人たちは伝え聞くサム女の遺徳を偲び後世長くこれを伝えようと明治六年四月有志のはからいでこの地に頌徳の石ぶみを建てたのである。
名前 |
原サム女頌徳碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
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