梅の花と鶯宿梅の風情。
鶯宿梅の特徴
鶯宿梅は、日本の原風景を感じる場所です。
梅の古木が強力な鹿ヨケの金網柵のそばにあります。
葛城の路を歩くとコスモス畑に出会います。
この地の雰囲気にぴったり。一段降りてお参りしましょう。
ここから葛城の路は、鶯宿梅とコスモス畑の脇にあるあぜ道を、虫やぬかるみに注意して歩き、奥にある強力な鹿ヨケの金網柵をのけて通った後に戻さなくてはなりません。その後は葛城の路の杉林の中の舗装された階段になります。
初春の あした毎には 来ぬれどもあはでぞかへる もとの住処に御所市高天 式内名神大社高天彦神社前に、梅の古木があり、この梅は “鶯宿梅” と呼ばれています。奈良時代後半孝謙天皇の御代、行基の創建と伝わる高天寺の小僧が亡くなり、小僧の師の歎きは尋常ではなかったのですが、翌年の春鶯が庭に飛んできて啼いたその声が初春の あした毎には 来ぬれどもあはでぞかへる もとの住処にと(小僧に成り代わって)歌ったとされ、以来鶯が宿ったその梅が鶯宿梅と呼ばれるようになり、代を重ねて今日まで伝わっています。※一般に鶯宿梅は10世紀半ばの天皇村上天皇の事として知られていますが、もともとはこちらの故事に基づくものかもしれません。※高天寺は橋本院として現在も御所市高天にあります。
名前 |
鶯宿梅 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0725-36-9480 |
住所 |
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評価 |
4.3 |
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梅の花ってつくづく日本の原風景だなと思います。ただそこにあるだけで美しい。