歴史の響き、弥勒寺の鬼の碗。
岩井廃寺塔跡の特徴
岩井廃寺は白鳳期に創建された歴史的な場所です。
確かに鬼の碗と呼ばれる礎石があります。
岩美町の旧岩井小学校跡地に位置しています。
御湯神社の下に旧岩井小学校の跡地があり、その校庭だった広い位置に「岩井廃寺」が創建されていました。白鳳時代から平安初期の古代仏教文化を表す史跡です。塔跡は柱を建てた石の窪みや仏舎利を納めた石の丸い穴等が(鬼の碗)と呼ばれており、校庭を造成時に鐙(あぶみ)瓦等も発見されました。「岩井廃寺塔跡」は元校門を入りすぐ左にコンパクトに集められています。小学校に通っていた頃には遊び時間や下校時に(鬼のお碗)の上に座ったり、飛び乗ったりしていたのを先生に見つかり大目玉を喰らった事がありましたっけ。久しぶりに来てみました。
弥勒寺(岩井廃寺)は白鳳期に創建されたもので、礎石は三重塔の心礎石であり古くより「鬼の碗」と呼ばれている。伝教大師最澄が因幡国岩井郡岩井で楠の木から3体の仏像を彫り込んだと伝えられ、当寺と比叡山延暦寺、横蔵寺(岐阜県揖斐川町)に安置されたが、平安時代にその木造薬師如来立像(国重要文化財)が当寺から岐阜県延算寺に遷座したという。
山の道の前で補充ポイントを購入しないでください(原文)記得採買,前面是山路,沒有補給點。
記得採買,前面是山路,沒有補給點。
| 名前 |
岩井廃寺塔跡 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
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旧岩井小学校跡の一角に、岩井廃寺「弥勒寺」三重塔礎石が置かれています。小学校があった頃、庭石のように扱われていた様子が見られます。その扱いは庭の手水石のようで、水を汲むヒシャクも置かれていました。白鳳期に創建された寺院跡らしき痕跡も無く、そもそも重要な古代寺院としての配置図は無く、講堂、金堂、三重塔の位置も何もわかりませんでした。ただ三重塔礎石が掘り出されて置かれているだけで、その礎石もどこにあったのかさえわかりませんでした。鳥取市国府町の栃本廃寺の立派な保存展示を見た後で訪れたので、こちらが白鳳時代の遺跡としてきちんと保存されているようには思えませんでした。