平安時代の響き、思い出のともひらつかこふん。
現在の住宅地と水田に囲まれた状態からすると、景観がミスマッチですが、それでも一目で「これだな」と解る存在感はあります。具平親王の御陵とされている場所と標柱には記されており見た感じでは円墳・・ですが前方後円墳や方墳かもしれない。記されていないところは想像力を働かすしかなさそうです。江戸時代の書である「播州名所巡覧図絵」は当時の大阪から赤穂までの旅行案内書(ガイドブック)で紹介されていることから当時から名スポットだったのでしょう。草が生え放題なのは刈ると祟られるとの伝承があるそうですが実際には盗掘などの荒らし行為を禁止するための方便と思われますが、現状で草を刈ると只の盛土で、それこそ意味のない小高い丘にしかならないのではないか?そのままの姿が史跡としてよく似合います。具平親王は源氏二十一流の一つ村上源氏(源 師房)の父だったりします。そんな人が此処に?とは思い難いのですが史跡はそんな過程や歴史を紐解くのも楽しむ一つとて訪れて見るのも良いと思います。車で訪れましたが個人的な評価は低めです。車を駐車できる場所がないです(強いて言えば近くにありますが)また史跡として訪れた際の感動が今一つと感じたのを考慮しています。
名前 |
具平塚古墳 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.3 |
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ともひらつかこふんと 読みます歌人の具平親王は平安時代。