マタギナガサの伝承、奥深い魅力。
西根打刃物製作所の特徴
マタギが使う刃物マタギナガサを扱う唯一のお店です。
叉鬼山刀(マタイナガサ)は万能の道具として人気があります。
三代目西根稔さんが手掛ける、貴重な打刃物店です。
フクロナガサ9寸5分購入しました。地金と鋼の合わさっている刀身側に重心があるので、使い続けても疲れにくく取り回しやすいです。柄糸を巻くとより重心が地金と鋼の合わさっているところ、柄の直前に来ると思うので、もっと使いやすくなると思います。
令和3年10月21日旅先で寄り道した際は不在でした。いつまでもお元気で!マタギロード最高~!フクロナガサに興味を持たれた方に向けてレビューを記しておきます。安い買い物ではないはずですので、ご参考まで。無骨な見た目に惹かれて7寸購入から早4年。主な用途は山菜、キノコ採り、渓流、キャンプ。特に山歩きではメンバーの中では若手のほうなので、藪漕ぎの先頭に立つことが多い環境で使用しています。「パトラッシュ、、、僕はもう疲れたよ!」まずサイズですが、用途を明確にされたほうがよろしいかと思います。合ってないと軽作業では重く、枝打ちには軽く感じ、きっとストレスになります。新品時は薄く柄の表側にクリアラッカー塗装が施されてますが、直ぐに剥がれます。私は錆が深く入る前に磨いて地金を出したあと亜鉛塗料を塗ってエポキシで固め、麻紐で補強、さらにエポキシでコートして現在使ってます。ほかにもいろいろな方法を試しました。テニスのグリップも良かったです。が、汚れと痛むのが早かったです。蛍光色は目立ってよかったのですが、、、。1本で3巻き分取れますし。いづれにしても柄が水分に触れない状態を作れれば大丈夫です。何も対策せず単にロープを巻いただけでは湿気を呼びますし、長時間使用で緩んできて握力が奪われ疲れることに。刃付けは鉈と包丁の中間ほどで汎用性は高い反面、特化した刃物と比較すればそりゃ使い勝手は落ちます。両刃と片刃の違いもありますし、言いっこ無しということで。鞘は杉材、刃の向きは向かって左側のみに収まります。(右腰で刃は後ろ)歩くとカタカタ音はします。革製鞘を自作する場合、保管中の錆には要注意!油を差すと湿気とホコリが付くので、意外でしょうけどベビーパウダーが有効です。写真の刃の汚れはヤニや渋で、錆ではありません。また、片手で抜き差しをするためベルトが痛み、途中で厚手のものに交換してます。今思えば鞘はステイン処理しておけば良かったかもしれません。以上、刃物は長ければよいというものではありませんので、皆さんにとって最良の選択のお役に立てればと思います。最後に是非正規ルートから適正価格でご購入ください。転売まがいの業者にではなく、秋田にお金を落としてあげてほしい!この近辺はホント何にもない場所です。「道の駅 あに・マタギの里」に数本展示されてました。「こだわりAKITAセレクトショップ」も受注生産のようですが購入できるようです。私の用途では何不自由なく、便利に使えてるので☆5です。
家宝にします。7寸購入。
お伺いして、お声をかけましたが、あいにく応答がなく、店舗内を見学させて頂きまして帰りました。
弘前から地元に帰る道中、同行者がちょっと寄ってみたいと立ち寄った。以前何かのTV番組で見た記憶がある。お店や自宅の扉は空いているものの明かりはついていない、いくら呼んでも叫んでも誰も出てこない、まぁこれが田舎だと普通なのだけど、少し不用心だなぁ。なんとなく立ち去れなくてお店の前で10分ほど、ショウウインドーに飾ってあるナイフの様なナタの様な包丁の様な刃物を見ていた。後で知ったが山刀マタギナガサと言うらしい、なんと魅惑的な刃物だろう。帰ろうとした矢先、奥様らしき人が登場。工房に案内して下さり、山刀の事などを丁寧に説明して下さった。同行者がマタギナガサが欲しいと言ったところ、在庫品無しで一年待ちとの事、それでもいいと予約を入れていた。自分も欲しくなったが、衝動買いするには少々高過ぎた。
かみさんの実家が秋田なので甲府から毎年寄らせてもらってます。今までにサイズの違うフクロナガサ3本購入させて頂きました。行く度に欲しくなるんですね。
素晴らしい山刀です!使い勝手 最高です!
奥様から貴重なお話を拝聴することができました。ぜひ、一度訪ねてみて下さい。
ナガサの工場がきれいに保存されている。
名前 |
西根打刃物製作所 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0186-82-2207 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.7 |
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2024.5.18の訪問。国道105号脇に西根打刃物製作所があります。ショーウィンドウにはフクロナガサや包丁などが並べられています。作業場を見学させてもらい刃物製作にかけた先代の情熱を感じました。