青面金剛庚申塔の神秘を体験!
青面金剛庚申塔庚申塔は庚申信仰をする庚申講の人々によって造立された塔である。庚申とは、十干の庚と十二支の申とが結び付いた六十日に一回巡ってくる日や年のことを指す。庚申の日には、人間の体内にいる三戸という虫が睡眠中に抜け出て天帝に罪過を告げるため寿命が縮むという説が中国の道教にあり、これが日本に伝わり信仰された。庚申の夜には眠らずに過ごす守庚申に、礼拝本尊や宗教儀礼が組み込まれた庚申待が室町時代の中頃から行われるようになり、江戸時代に入ると一般的にも浸透し、各地に庚申講が結成され、供養のための庚申塔が多数造立されるようになった。庚申塔の形態、様式は多様であり、文字塔の他、「青面金剛」、「帝釈天」など種々の神仏を主尊とする。なかでも、青面金剛を刻像するものは圧倒的に多数であり分布域も広い。青面金剛像が造立されるのは、承応期以降(一六五五年以後)であり、背面に寛文六年(一六六六)の刻銘をもつこの塔は最も初期のものとして注目される。塔型は笠付角柱型で、正面上段に六臀青面金剛、下段には猿と鶏を刻んでいる。昭和六十年十一月、足立区有形民俗文化財に登録された。平成七年三月 東京都足立区教育委員会。
| 名前 |
青面金剛庚申塔 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
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