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名前 |
奥山半僧坊大権現里程石(五里) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
本坂通り(姫街道)浜松道に設置された奥山半僧坊方広寺への里程石です。正面には「奥山半僧坊大權現ヘ 五里 左庄内道」、左側面には「明治三十七年三月建之 美濃国圡岐郡泉村」と「寄付人」として1人の名が刻まれています。三方原追分・金指の里程石と同時に建立された3基の内の1基です。保存状態はかなり良く、文字もはっきりと判読できます。三方ヶ原の戦いに於ける夏目広次(吉信)氏の誠忠を彰旌して、昭和11年(1936年)に建立された夏目次郎左衛門吉信旌忠碑が隣接しており、そちらもお勧めです。尚、ここに書かれている庄内道とは、当所で本坂通りから分岐している和地往還の事を示しています。杏林堂城北店へ向かう一方通行の細い道で、その先は静岡大学・航空自衛隊浜松基地・東名高速道路で何度も分断されますが、最終的には舘山寺まで通ずる道でした。明治期に舘山寺街道が整備されるまでは、浜松城近辺~堀江城近辺を結ぶ主要な経路でした。