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名前 |
岩手三十三観音第32番多聞寺 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.5 |
岩手三十三観音霊場の参拝でお伺いしました。真言宗智山派のお寺で岩谷堂山多聞寺といい、霊場第三十二番札所になります。御本尊は毘沙門天で、霊場御本尊は十一面観世音菩薩です。創建年代は不詳ですが伝承によると、平安時代初期の嘉祥三年(850年)に天台宗の高僧である慈覚大師円仁が、本尊となる毘沙門天像を刻み安置し開基したお寺と伝わります。慈覚大師の開創以来江戸時代初期まで天台宗のお寺であったが天和二年(1682年)から真言宗に改宗した。江戸時代には巡検使立ち寄りの寺でもあり、また末寺として重染寺・天麟寺・常光院などを持つお寺でもあつた。源義経が平泉を脱出して北行した際に投宿したという伝説があり、その謝礼として鈴木三郎重家の「笈」を置いていったというがゆかりの品は明治五年(1872年)の岩谷堂の大火に類焼し全てが廃塵に帰している、寺の体力不足で再建が叶わず大正十一年(1922年)毘沙門堂のみ信徒により再建された。