青森港の赤い絲、運命の瞬間を感じて。
赤い絲のモニュメント「ふたり」峯田義郎の特徴
港口の散策を楽しめる、心和む居場所です。
足元に結ばれた赤い絲が特別な思いを伝えます。
青森市と函館市を結ぶモニュメントが魅力です。
寄港した飛鳥IIを眺める二人は何思う?
港口很悠閒~可以散散步。
2023/05/23在海濱公園裡的雕像,腳上綁著紅線好似深深的羈絆。
2023.5月上旬、このモニュメントを見たら、何か考えるよね。無意識にジ~ンとくる。何故なんだろ…。
2021/07/04 青森市と函館市を結ぶ赤い絲。
遠く海を見つめて立っている少年と少女のブロンズ像。足元が赤い糸で結ばれていますね。いつか結ばれる男と女は、赤い糸で結ばれていると言われていますが、私達がよく知っているのは「手の小指の赤い糸」です。でも本当は「足首の赤い糸」が正解。このブロンズ像の足元の赤い糸もそんな「赤い絲の伝説」にならっているようです。津軽海峡を隔てながらも、古くから人や物の交流が盛んに続けられてきた青森市と函館市ですが、このブロンズ像は、青森市と函館市の交流事業の一つとして、平成21年に青森港と函館港にそれぞれ向かい合うように設置されたそうです。青森市ゆかりの作家 太宰治の小説「思ひ出」の「赤い絲」の一節にちなみ、青森と函館が赤い糸で結ばれているというストーリー性を持たせているそうです。ちなみに赤い糸についての余談ですが、足首を結ぶこの赤い糸をつかさどるのは、結婚や縁結びの神様で、月下老人と呼ばれる老人(おじいさん)なのだそうです。この月下老人、背中に大きな袋を背負い、いつも手に持っている名簿を見ているそうです。ある時、旅人が月下老人に、あなたは何を見ているのかと尋ねたそうです。月下老人は「誰が誰と結婚するか書いてある名簿を見ているのだよ」と答えたそうです。さらに旅人が「背中の袋には何が入っているのか」と尋ねると、老人は「赤い糸が入っているのだよ。これで双方の足を結んでおけば、たとえこの互いが敵どうしであっても、お互いが如何に遠い所に離れて暮らしていようと、二人は必ず結婚することになるのだよ」と言ったそうです。面白い逸話ですね。
函館にも同じモニュメントがあるんだそうです。
名前 |
赤い絲のモニュメント「ふたり」峯田義郎 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
https://www.city.aomori.aomori.jp/kouryuu-suishin/bunka-sports-kanko/kankou/kouiki-kankou/01/02.html |
評価 |
4.5 |
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青森市と函館市のツインシティ提携20周年を記念して設置された赤い絲モニュメント「ふたり」中学時代を青森市で過ごした太宰治が小説「思ひ出」の中で弟と青森港桟橋から海峡を渡る連絡船を眺めながら運命の女性と結ばれる“赤い絲”について語り合った挿話を基に制作されています。青森の像は函館港を、函館の像は青森港を向いていて海を越えて見つめ合う像は両市の深い絆を表現しています。