歴史の息吹感じる神子畑。
神子畑選鉱場跡の特徴
一円電車に乗り込む体験や、資料館から学ぶことができる魅力があります。
旧産業の歴史を感じさせる異世界感が、訪れる人々を引き寄せます。
かつては東洋一の規模を誇り、選鉱場の迫力ある遺構が魅力的です。
かつて東洋一の選鉱場だった時代の名残が残っています。遠心力で分離する際に使用していた円型のクッシーナが残っており、朽ち果てていく雰囲気がラピュタの世界観になっていて神秘的です。ヨーロッパにある神殿みたいに見えなくもないですね。隣接する施設が資料館にもなっており、無料で訪れる事ができます。
選鉱場跡の写真は他の方がしてくれているので私は別のものを。選鉱場跡を右に見て通り過ぎた少し先を右。入って右に行くと無料駐車場があります。選鉱場跡まで徒歩1分もありません。跡地の手前には「ムーセハウス写真館」があり現役時代の選鉱場の様子や他の鉱山を写真などで見ることができます。ムーセハウス入り口にある百日紅の木がとても立派でしばらく見とれていました。道路から駐車場とは反対方向へ曲がると「神子畑小学校跡」があります。体育館は当時のまま残っていて長い年月をかけて朽ちていく姿がリアルに見ることができます。その先の道を少し行くと思わず息を飲むような巨木がそびえ立っています。是非見ていただきたいです🌳
鉱石の道の主要史跡。かつて東洋一と言われた選鉱施設には、最盛期の昭和30年代に、神子畑地区で1,300人もの人々が生活していたとのこと。昭和62年(1987)、明延鉱山の閉山にともない、神子畑選鉱場も操業を停止し、閉鎖。建物は長らく残っていましたが、平成16年に老化のため取り壊され、現在はコンクリートの基部やシックナー(液体中に混じる固体粒子を泥状物として分離する装置)の一部等が残るのみです。施設の大きさに驚きましたが、全盛期の写真に写っている要塞のような建物群には、日本の近代化を支えた鉱工業の栄光を伺うことができます。生野銀山、明延鉱山とセットで訪問することをお薦めします。《解説看板》神子畑選鉱場跡800年頃に鉱山として開拓された神子畑は15世紀頃から採鉱が盛んになり、その後、明治政府の管理から一時は皇室財産として宮内省の管轄にもなりました。明治29(1896)年に三菱へ払い下げられ、大正8(1919)年には大規模な選鉱場が建設されました。山を隔て6キロメートル離れた明延鉱山(養父市大屋町)から運ばれてきた鉱石をその比重や浮力を利用して亜鉛、銅、錫に選鉱。東洋一の生産高を誇りました。山の斜面を活かした巨大な建物がありましたが、現在は一部取り壊されています。
週末寄りましたが駐車場はかなり広く余裕があって停めることが出来ました。トイレはとても綺麗でした。入場料は無料でしたが老朽化により選鉱場内は立ち入り禁止になっています。下から見上げる形でもかなり大きいことが分かり圧倒されました。歴史が分かるビデオやグッズなどもありますので寄ってみる価値はあります。
2025/6/7銀の馬車道・鉱石の道の旅にて、初めて訪問しました。テレビでも何回か観ていて、退廃的な色気が満載過ぎていつか行こうとずっと思ってて、やっと行く事が出来て感無量ですw【立地】312号線を朝来ICの方へ曲がり、細めの道を山方面へひたすら進むとあります。敷地内にはインクライン・シックナー・ムーセ旧邸・1円電車の展示・神子畑交流館神選があります。【駐車場】神子畑交流館の横辺りにあるけど、あまり広くなかった印象。駐車場の横に山の斜面を利用した東洋一巨大な選鉱所があり、インクラインと呼ばれるすごい傾斜の線路や操作室が、大迫力で観えます!その前に1円電車という、当時の職員さんが乗ってた小さい電車も展示されてます。そしてすり鉢状に足がついたみたいな形の建物がシックナーで、30mと16mの2つがあります。選鉱所の上の段からだんだん降りてきた鉱石の固体粒子?とスライムを水で分離させる役割があるらしいです。シックナーの下部には古びた階段や機械が残されていて、廃墟や産業遺構好きにはたまりませんw神子畑の鉱山は平安時代からあり、大正6年に閉山し、大正8年から選鉱場へ変わるも1987年に廃業。建屋も2004年には撤去されたらしい。最盛期には約3000人もの人が働いていて、夜間も稼働してたから不夜城と呼ばれていたらしい。こういう歴史を聞いて実際に観ると、当時の情景をありありと想像出来るし、その当時に自分の目で見たかったなと思いました。帰る前に神子畑交流館・神選で、選鉱所クリアファイルと、近所の女性が出版された産業遺構巡りの本を購入しました。このお店やボランティアガイド、兵庫県は産業遺構を綺麗に遺していく事にすごく力を入れているなぁと感心しました!これからの世代にも近代日本の礎になったこの場所を永く観てもらえるように、頑張って遺し続けて貰いたいと思いました!
5年以上前に行ったときよりは少し風化しているように感じました。でもそれなりに迫力はあります。建物内部には入れませんが歩いて近くまで行けます。駐輪場は広く無料です。整備されているのでバイクも停めやすそう。トイレは近くに案内所があるので利用できます。
テレビで見て知りました。コンクリートの基礎だけになっているものの、東洋一と言われた神子畑選鉱場の迫力は見てみないとわかりません。最近、テレビの特集で見て知った人も多いでしょう。気になった人は現地まで足を運んでください。立入禁止区域が多く、外からしか見れませんが歴史を感じることができますよ。東洋一と言われた神子畑選鉱場の歴史と迫力、是非一度見に行ってください。
SF的?な構造物があります。見方にもよりますが、異次元に踏み込んだような感覚を味わえます。ムーセ旧居はとてもハイカラな建物です。1円電車 乗ってみたかった。
兵庫にこんな所あったんだ?!って事でドライブがてら訪れました。私が着いた時間は11時頃。無料駐車場は空きがありました。トイレも綺麗にされていますし、きちんと管理されているので無料とは言え、訪れる方々も綺麗に楽しみましょう!稼働していた時のカラー動画もあり、何とも言えない静かな感動。昔使っていたと思われる基盤?なんかもまだ残されています。星1つ減らしたのは、シックナーは今にも崩れそうだったので立ち入り禁止なのは分かるけど、選鉱場の高い所に歩いて行けたらなぁ、なんてちょっと思いました。
| 名前 |
神子畑選鉱場跡 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
079-666-8002 |
| 営業時間 |
[木金土日月火] 10:00~17:00 [水] 定休日 |
| HP | |
| 評価 |
4.1 |
| 住所 |
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大きな鉱山施設の廃墟ですが、内部までは見学出来ないようでした。現役当時に事務所として使われていた1870年代竣工の洋風建築が簡単な資料館として解放されています。ここまで来られたのなら、20kmほど山道を進んだ先にある明延鉱山跡も見に行かれるのをオススメします。