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名前 |
小林武作の石碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
篤農家 小林武作の石碑です。以下、下松市の郷土資料から。久保村農業会によって久保市西蓮寺前の旧山陽道横に建てられ、次の銘がある。「大正十三年九月 篤農家 小林武作君之碑山口県知事 橋本正治書」小林武作は、山田村梅之木原の出身で、明治14年(1881年)9月3日生れ。1歳で父を失い、母も18歳の時なくなり、ついで頼りにしていたただ一人の兄も失い、自分は持病の眼病に苦しみつつ孤立無援の中を刻苦勉励したのである。「良果を得んとすれば良種を蒔(ま)くべし」と十数年間の品種改良につとめ「武作選」「武作米」と新米種を作り県内はもちろん県外でも広く栽培された。大正11年(1922年)6月、大日本農業会より篤農家として表彰を受けたが、その年の8月、42歳の若さでなくなった。