美しい水流、阿蘇立野ダムで感動。
阿蘇立野ダムの特徴
熊本市内を洪水から守る素晴らしいダムです。
ダムが満水になると流れ落ちる水が美しい風景を演出します。
研修会で訪問した某コンクリート製品協会も大満足の施設です。
令和6年2月の完成後、「阿蘇立野ダム」に名称変更され、4月管理開始後は一般立入りが可能となっています。南阿蘇鉄道側の入口から管理所駐車場まで入れ、天端橋を歩いて渡れます。6月現在、対岸は工事のため入れませんでした。管理所1階は資料展示があり、「阿蘇立野ダム」のダムカードがいただけます。
那珂川の五ケ山ダムは貯水量4千万立米の内1千万立米を水理用に割り当てているので同じくオーバーフローはない。
ダムが満水になると、流れ落ちる水が美しい風景を作り出します。(2024年2月)不具合がないか、水をためて確認する試験湛水中の立野ダム(2024年1月)通常は水をためないので、レアな光景です。
某コンクリート製品協会の研修会で訪問。熊本市街に被害を及ぼす白川の水害を食い止めるために建設されているダムです。農業用水等の利水ではなく、あくまで防災用のダム。勉強になりました。
熊本市内を洪水から守る凄いダムです。
完成前に見られて大満足。
名前 |
阿蘇立野ダム |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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阿蘇立野ダム(あそたてのダム)は、熊本県を流れる一級河川白川のダムである。2024年(令和6年)4月より運用開始。治水を目的とする流水型ダムで、通常はダム最下部に設けられた3ヶ所の放流孔(高さ約5メートル・幅約5メートル)から通水する。流入する水量が増えた場合にダムへの計画流入量2,800立方メートル毎秒から600立方メートル毎秒を調節する。これにより熊本市の代継橋における基本高水のピーク流量3,400立方メートル毎秒のうち400立方メートル毎秒の洪水調節を行うとしている。1983年(昭和58年)に事業着手し、2018年(平成30年)8月にダム本体の起工式が行なわれ、2020年(令和2年)10月にはダム本体コンクリートの打設が開始。2022年度に完成の予定は遅れたものの、翌年度に当たる2024年(令和6年)2月17日、完成記念式典が開かれた。2016年(平成28年)4月に発生した熊本地震において、ダム建設地周辺で斜面崩壊や断層活動が確認されたため、ダムサイト予定地の基礎岩盤の状況等を調査・検討し、立野ダム建設に係る技術的な確認・評価を行うことを目的とする「立野ダム建設に係る技術委員会」が設置され技術的な確認・評価が実施されている。技術的な確認・評価の結果、①第四紀断層:熊本地震後もダム敷及びその近傍にダムを建設する上で特に考慮する必要がある第四紀断層は存在しない。したがって、断層変位によってダム敷にズレが生じることはないと考えられる。②基礎岩盤:熊本地震後もダム本体の基礎岩盤の性状に変化は認められず、基礎岩盤として健全性に 問題がないと考えられる。との検討結果が出されている。湛水域の上流側は、阿蘇北向谷原始林に一部かかり、標高276m以下の部分は満水時に冠水する。この冠水する面積は原始林の4%に相当する。2024年(令和6年)1月から実施された試験湛水時には、原始林への影響を抑えるため、満水後の水位低下量を通常1日あたり1mとするところを3日間で70mとして対応した。