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八幡神は産鉄神なので、鳥居は硫化水銀の朱色ではなくて、酸化鉄を主成分とするベンガラ色。多くの境内社のうち、女塚社の手前に庚申塔があります。上方に瑞雲と日輪(月輪なし)、青面金剛や馬頭観音の種字「ウーン」右上手に宝剣、左上手に法輪、両下手に弓矢。顔面と本手部が破毀されていますが、持物から青面金剛像だと思います。「天和三癸亥年」「十月□二日」(1683年)向かって右側面に見ざる、左側面に聞かざる。正面や背面に言わざるがいないので二猿のみです。日輪月輪ではなく、また三猿ではないなど、像容が固定化されない自由な様子がうかがえ、興味深いところです。