国宝の長寿寺と紅葉巡り。
長寿寺の特徴
湖南三山の一つ、国宝の本堂は歴史的価値が高いです。
素敵な景観の中で楽しめる多彩な置物が魅力的です。
子宝招き石やなで仏など、ご利益に恵まれるお寺です。
滋賀県湖南市東寺に所在する天台宗の寺院、阿星山長寿寺です。御本尊は子安地蔵菩薩。常楽寺、善水寺とともに湖南三山の1つに数えられ、常楽寺の西寺に対して東寺と呼ばれます。長寿寺の歴史は古く、奈良時代の天平年間(729~748)に、聖武天皇の勅願により東大寺の初代開山を務めた良弁により創建されたと伝えられます。鎌倉時代初期の建築とされる国宝の本堂を始め、重文の弁天堂など数多くの文化財が安置されます。
湖東三山は有名ですが湖南三山というのは初耳で訪問してみました。JR草津線石部駅から途中多少のアップダウンはありますが1時間強歩いてたどり着くことができます。本堂は国宝で2つの建物を組み合わせたもので、外観からは分かりませんが中から天井をみあげると良くわかります。国宝の本堂以外にも重要文化財の弁天堂、同じく重要文化財の丈六阿弥陀如来坐像、釈迦如来坐像、阿弥陀如来坐像などが残されています。元々三重塔があったらしいですが織田信長が安土城へ持っていったとのことで礎石だけが残っています。ここは予約無しで拝観出来ますが、歩いて10分強のところにある同じく湖南三山の常楽寺は拝観予約が必要ですのでご注意を。今回は石部駅を起点にして吉御子神社〜長寿寺〜吉姫神社と巡り石部駅に戻るというパターンで歩きましたが約12kmの道程になります。最後に紅葉がきれいお寺とのことでしたが3月頭の雪がチラつく時期に行ったので他の参拝者もなく貸切状態でゆっくり回れました。
2024年の湖南三山紅葉めぐりイベントが11/16土曜日から12/1(日)まで開催されました。その初日にたまたま伺いまして駐車場から山門に向かう広場で地元のみなさんが物販やすぐ食べられるお餅などを販売していました。伺った11/16には紅葉が色づき始めで美しい参道を通ります。拝観料を収めた場所には鳥居があり、道が二手に別れ白山神社と書かれていました。右に行くと国宝成就寺本堂です。どちらの道も紅葉が大変綺麗でした。本堂左の手水舎も素朴で美しく、本堂では住職が説明されていました。堂内に2つの建物が入り込んだような特殊な構造で現存しているのは非常に珍しい本堂(国宝)だそうです。プロトタイプとして(試験的な意味合いもあって)作られたと言われているお寺だそうです。境内にあちこち置かれてるお地蔵様もかわいいです。茅葺き屋根のお寺も大変珍しく、素朴で美しい屋根です。天台宗の古刹です。ご本尊は子安地蔵菩薩で子宝、安産、長寿にご利益があるそうです。ご本堂も大変趣があって静かな佇まいです。出口に向かう途中も、興味を引くような作りになっていて、歩くのも楽しく、内佛堂では12000体の地蔵菩薩を描いた曼荼羅が展示されていました。内佛堂と寄り添うように立つ建物の”長寿庵ん”と書かれた庵の門をくぐると、切り絵作家の方作られた観音様が縁側近くに展示され、そのシルエットが映えて美しかったです。切り絵作家とのコラボレーションで切り絵を展示していました。御朱印も頂いて帰りましたが、また訪れてみたいお寺でした。
12月初旬の平日16時頃に参拝しました。駐車場は大きく、停めてる車は少なかったです。入口のもんから見える紅葉と参道にある落ち葉がここの特徴でしょうか?もみじの絨毯になってます。また、ところどころに人形さんがいてそれも可愛いですね。湖南三山のひとつで、他二つは時間切れで行けませんしたが、ここ、本当に良かったです。
初めての訪問です。紅葉で検索したら長寿寺が紹介されていましたので訪問しました。駐車場は、無料でしたが泥濘んで泥々になりました(笑)。受付で入場料600円を支払い見学。多くの人がカメラ片手にシャッターをきっていました。余りの美しさに感激しました。ペットは、連れて入る事は、出来ませんので注意して下さい。
紅葉湖南三山の一つお寺で、本堂は国宝です。白山神社拝殿も威厳あり良いです。11月12日紅葉は見頃ですよ。ここ1週間が良いですよ!
滋賀県湖南市にある湖南三山(常楽寺・長寿寺・善水寺)を巡りました。三山ともに奈良時代に創建された古刹で、本堂は国宝です。私(大阪府在住)は古社寺を訪れるのが好きで、一眼レフカメラを片手に全国の古社寺を巡っています。桜や紅葉の季節は毎日のようにお出かけです。湖南三山には2022年11月16日に訪れたのですが 、長寿寺の簡素な山門の先は銀杏の落ち葉の絨毯で、その先には色とりどりの紅葉が見頃を迎えていました。仏像の優品も多くあり、仏像ファンに人気です。本坊には切り絵の展示があり、奥には外の紅葉を床に写す「床もみじ」がありました。有名な京都・実相院の「床もみじ」は撮影禁止でしたが、ここは OK でした。幽玄な雰囲気で印象に残りました。おすすめです。
国宝のお寺だと偉そうにしないで、手を替え品を替えて参拝客を増やそうとしているところがいい。ただ、仏像は撮影禁止である。写真撮影すると魂が抜けると思っているのだろうか?そんなしょぼいお方なら誰も参拝に来ない。住職さんから、他のお寺もそうであるように、信仰の対象であるからということで仏像の撮影はお断りしていますとの返事がありました。ここのお寺ではないですが仏像が国立博物館に展示されることもあります。つい先日奈良の芸能人がよく来られる神社でお祓いをされていたのですが本殿に向かって撮影しないでくださいと張り紙がありました。お祓いを受けられている方のお連れの方が、その最中に本殿に向かって撮影されていました。神主さんの方へ向けても撮影されていました。シャッター音が僕の耳に届いていました。神主さんはお祓いを終えた後何も言われなかった。それどころかよく来られる方だったんだともいますが談笑されていました。秘仏にすること、撮影禁止にすることは、人が決めたことで神や仏が決めたことでない。そういうことです。僕は写真家ではありません。大峰山の行者です。
奈良時代に良弁(ろうべん)を開基として創建された、湖南三山の一つです。今回湖南三山を訪れて感じたのは、長寿寺を含めて、どのお寺も整備されていて、「参拝者を楽しませる工夫がある」と言う事でした。長寿寺では、庫裏(?)に切り絵と和傘による美しい飾り付けがあって、伽藍や寺宝以外でも楽しませてもらいました。本堂は鎌倉時代初期に建立された国宝建築で、内陣には素晴らしい釈迦如来像や阿弥陀如来像などの諸仏が安置されていて、とても厳かな雰囲気でした。自分が訪れたのは「灌仏会」直後の4月10日だったので、本堂内に安置された釈迦誕生仏に甘茶をかけてお参りし、これも良い思い出となりました。また境内には、鎮守の白山神社がお祀りされています。拝殿は室町時代建立で、屋根の反りが美しい重要文化財の建物です。その他収蔵庫には、巨大な阿弥陀さまが安置されて驚いたり、弁天堂には桜🌸が枝垂れかかって綺麗だったりして、充分に楽しむことができました。欲を言えば、本堂の諸仏の絵葉書が欲しかったので、ご住職さん考慮してください(笑)
| 名前 |
長寿寺 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0748-77-3813 |
| 営業時間 |
[火水木金土日月] 9:00~16:00 |
| HP | |
| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
|
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本堂は国宝です。奈良時代の創建と伝わる。本堂は一度焼失するが、平安時代末期に復興された。秋は紅葉が美しいですが、ツアーが来て たいへん混みあいます。