古社の歴史、静寂の中で。
油日神社の特徴
油日神社は甲賀の総社としての歴史的背景がある場所です。
映画やドラマのロケ地としても知られ、多くの作品に登場しています。
南鈴鹿の霊峰油日岳の麓に位置し、自然に囲まれた厳かな雰囲気が魅力的です。
車で日曜日に訪問。併設の駐車場(無料)に駐車。先に2台入っていましたが10台程度は停められそうなスペースはあったので余裕で停められました。神社鳥居が正面に見える道路を鳥居に向かって真っ直ぐ進むと鳥居の左側に駐車場の進入路が有ります。国重要文化財の拝殿でお詣りを済ませ、その後甲賀歴史民俗資料館を観覧したかったので、建物を探し見つけたのですが扉は閉まっていました。建物の周辺も全くひと気がなく今日はやっていないのかなと諦め気分でとりあえず御守を売ってそうな窓口に行って聞いてみようと向かっているとひとりの男性の方が何かお困りのことがありますかと声をかけて下さり、神社関係者の方かなと尋ねてみるとなんと宮司さんとのこと。そこで事情をお話ししたところ、宮司さんの説明では、宮司さんが資料館の案内をされていて、そのため神社の業務と重なると手が足りなくなるとのその様なお内容の話しで、資料館の入館希望者は通常は予約制で受け入れているとのこと。電話でも予約を受け付けられているそうです。予約制のことは自分は把握出来ていなかったので折角ここまで来たが諦めるしかないなと思っていたところ、宮司さんから今は神社の参拝者が少ないので長くならないようであればご案内できそうです、と仰ってくださり、お言葉に甘えて入館させて頂くことにしました。館内では宮司さんが付きっきりで展示物に関して詳しい説明をしてくださったのと、なおかつ個人的にここに来たら是非見たいと楽しみにしていました白洲正子さん絶賛の福太夫面やすずい子に出合うことが出来て大変満足することができました。入館料は大人ひとり200円です。最後に御守を購入して神社を後にしました。結局、色々と質問して最後まで丁寧にご説明を頂いた宮司さんには本当に感謝です。
ツーリング途中伺いました。境内に入ると、タイムスリップした様な感覚。多くの映画のロケ地としても有名な様です。古くから、地域の皆さんに大切にされて来た神社さんなのが、良く分かります。また、本殿向かって左手には、天然記念物の高山マキの大木も有ります。
杣川の上流には甲賀郡の郡鎮守とも称された油日神社が鎮座している。江戸時代以前に油日大明神と呼ばれていたこの神社は、鎌倉時代から戦国時代にかけては大原新庄というこの地域に存在した荘園の鎮守であった。(藤田和博 2010年)。油日大明神の運営には、神社の所在地である油日村と隣接する上野村に居住していた侍衆である上の同名中が密接に関わっていた。『甲賀忍者の実像」15頁ということで効果忍者の拠点の一つであった油日神社も今では鬱蒼とした里山の静かな環境の中に鎮座しています。
油日神社油日神社付近の上甲賀を中心とした武士(忍びの者)は、地域の支配・運営のため同名中や郡中惣を構成しますが、油日神社はその拠り所となり、「甲賀の総社」と呼ばれ、信仰圏は広く郡域に及んだとされます。油日祭りのうち5年に一度行われる 頭殿 とうどう 行事(奴振)はその歴史を伝えるもので、境内は「甲賀郡中惣遺跡群」の一つとして国の史跡に指定されています。
☆11月20日に行きました。ご神祭は油日大神(あぶらひおおかみ)。アブラとヒの大神様です。鳥居から桜門、拝殿が見えました。とても厳かで神聖な場所で本殿、拝殿、桜門を囲むろうに回廊は室町時代に建てられ重要文化財です。流浪人剣心の最終章の撮影に使われました。とてま見ごたえがありました。回廊や拝殿は靴を脱ぎ上がれ、拝殿は手を叩くと響きが凄いです。社務所はいつもおられないので電話をかけて行くほうが良いと思います。
近江には豊かな自然に守られる様にして古社や、古くから伝わる営みがある(白州正子)2022'9/16油日神社は静かで、風格さえ感じる神社です。朱色、色とりどりのおみくじ等で若い女性を狙った神社が多いんだけど、ここは一寸都会から離れていてね、そんな人来ないんです。その代わり、今日も気品のある年配の男女が観光バスで、ほら一杯です(笑)。と言うことで、無料駐車場もあるし車での参拝がお勧めです。創建は用明天皇、又は天武天皇の時代と伝わる古社。油日岳に油の火の様なものが降りてきた事から名前が始まり、聖徳太子が社殿を建てたとの言い伝えも…本殿には主祭神の油日大神を祀る。でも油の神様でなく商売繁盛に出世開運です。本殿、拝殿、東西の回廊、楼門は重文指定、全てが檜の川葺き。木の鳥居、石灯籠、高野槇。見よこの風格を、いやぁ立派な神社です✌️
甲賀の山里にある油日神社にお参りしてきました!!自然ある境内で雰囲気も良く、新緑時期にお参りしたのですが緑がとても綺麗で桜や紅葉のシーズンにも行ってみたいなぁと思いましたドラマや映画の撮影地として良く利用されてようですよ(*^_^*)
甲賀の山里に鎮座する由緒ある古社です。油日岳を神体山とし、御祭神が油が燃えて日の如く輝く姿で降臨したとの伝説に因む社名との事です。文化財指定の社殿は、無駄な装飾を排した洗練された美しさがあり、神さびた静寂な佇まいです。観光客におもねるような商業的な感じは全くなく、古の時代にタイムスリップしたかのような雰囲気です。
令和4年2月10日(Thursday)伏見稲荷大社の初午祭のあと、滋賀県の神社巡りをしました。廻廊が取り付く中世の神社建築は、滋賀県内でも油日神社以外に無いそうです。※御神木は樹齢750年を越えるコウヤマキ。(市指定天然記念物)※梵鐘の撞木(しゅくもく)は、木を荒削りしたモノでしたから。ちょっと珍しいですよね。何も手を加えていない感じがすごく良かったです。老朽化が進むと、現代風になってしまいますからね。テレビや映画のロケ地になってるみたいです。皆様にも、より良きご縁を。お詣りすることができました。ありがとうございます🙇♂️
| 名前 |
油日神社 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0748-88-2106 |
| HP | |
| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
|
周辺のオススメ
当社より北西側に無料駐車場があります。油日大神を祭神に鎮座されます。周辺一帯長閑で気持ちのいいところです。往古、偉人たちは、東へ向かうことを是としていたようです。ノアの洪水後、最初の預言者とされるアブラハムさん。イブラヒムともアウラアムとも。五大預言者(ノア、モーセ、イエス、ムハンマド、アブラハム)のおひとりとされ、モーセ、イエスは高い可能性を以て日本に来ておられたよう。偉人たちは日本列島に辿り着き、東の果ての最終目的地、ヒタカミ(宮城仙台)へ向かう際、道中の根拠地が当社の地だったのかもしれません。聖徳太子が、今のかたちの油日神社を建立されたようなので、当然、太子は、数万年にわたるそれまでの根拠地たる所以をご存じだったのでしょう。講釈は置いたとして、枯淡、静寂、感嘆を覚える素敵なお社です。