平群中央公園で古墳探検。
西宮古墳の特徴
大和盆地を一望できる丘にある、方墳形式の古墳です。
平群中央公園内にあり、石棺の内部を覗くことができます。
充実した説明板があり、古墳時代の歴史を感じられます。
・くり抜き式石棺の下部がそのまま放置されています。大切にして欲しいです。
初めて古墳内に侵入した。石棺が無造作に放置されているのには驚いた。
平群中央公園南側にある。7世紀中葉から後半に築造されたと見られる、一辺35.6メートルの三段築成の方墳です。巨石の切石を用いた両袖式横穴式石室。石室内に入れ、石棺に触れる事が出来る古墳です。私自身、古墳内の本物石棺を触れるのが初めてでしたので、非常に感動しました。…これは序章に過ぎず、この後に廻る、平群町の古墳の素晴らしさは、なんといっていいのか…。
立地場所が大和盆地を一望できる丘であり、精緻な切石で造られていることからして、皇族クラスの高貴な人物のお墓ではなかろうか?
2020.02.05訪問竜田川右岸の丘陵南側斜面に築かれた一辺36m、高さ7.2m以上の方墳です。現在は公園内に保存されており自由に石室を見学できます。1辺約36m・高さ約7m、3段築成の方墳で墳丘全面に貼石が敷かれている。埋葬施設は南に開口する横穴式石室で全長約14m、玄室部長さ約3.6m・幅約1.8m・高さ約1.8m、花崗岩の切石を用いて構築されており、室内には竜山石製の刳抜式家形石棺の身が残存している。出土遺物は須恵器など。7世紀中頃の築造。開口横に小さな祠が祀られています。
公園の横にひっそりとありますが、見る価値はあると思います。数台ですが近くに駐車場もあります。
玄室内に蓋石が無い石棺が安置。
平群谷の中心部にあり平群氏の墓か?又は樫原考古学研究所所長の河上邦彦氏は山背大兄皇子の可能性が高いとのべておられる。両袖式の横穴式石室で精緻な石組で漆喰ですきまを埋め丁寧な造りになっている。横には社があり高貴な人物の墓という伝承が続いたことが今でも大事にされているのだと思う。平群郡北岡墓はここだと思いたい。
玄室に入れます。
名前 |
西宮古墳 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
http://www.town.heguri.nara.jp/web/kankou/bunkazai/bunkazai04-28.html |
評価 |
4.1 |
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さすが奈良ですね。お城跡の公園に行ったら古墳が。それも中に出入りでき、石棺も触れる。でも小心者の私は色々考えて入りませんでした。