百物揃千人武者行列、歴史を感じる石鳥居。
一の鳥居の特徴
世界遺産に指定された重要文化財の石鳥居があります。
九州筑前藩主が奉納した歴史的な石造りの門です。
ひっそりと佇む参道の雰囲気が心を癒してくれます。
日光東照宮の有料エリアの手前にある鳥居。杉の巨木に囲まれている、とても良い雰囲気の参道です。
栃木県日光市の日光東照宮で年2回開催される「百物揃千人武者行列」。これは、徳川家康公の神霊が久能山から日光へ改葬された1617年当時の行列を再現した壮麗な神輿渡御祭です。春は5月18日、秋は10月17日に行われ、春は約1,200人、秋は約600人が参加します。私は今回、春の行列をこの石鳥居近くで見物しました。行列は、鉄砲持ち50名、弓持ち50名、槍持ち50名と続きます。そして鎧武者100名と続きます。鎧武者の鎧は1領500万円とのことで、JR東日本が提供しているそうです。稚児行列、鷹匠も登場しました。行列の中心となるのは、神輿三基。主祭神である徳川家康公の神輿のほか、豊臣秀吉公、源頼朝卿の神輿も登場します。約800kgの神輿にはお賽銭が投げ込まれていました。車で来る人も多くいましたが、駐車場が規制されており、周辺の道路は渋滞していました。
日光東照宮の「一の鳥居(石鳥居)」は、境内の入口に位置する壮大な花崗岩製の明神鳥居です。1618年(元和4年)に筑前福岡藩初代藩主・黒田長政によって奉納されました。この鳥居は、高さ約9.2メートル、柱間約6.7メートル、柱の直径約3.6メートルという、江戸時代に建立されたものとしては最大級の規模を誇ります。鳥居の中央には、後水尾天皇の宸筆と伝えられる「東照大権現」の額束が掲げられており、その大きさは畳一枚分にも及びます。この鳥居は、京都の八坂神社、鎌倉の鶴岡八幡宮の鳥居と並び、日本三大石鳥居の一つに数えられています。石材は、福岡県糸島市の可也山から15個の巨石を切り出し、海路で江戸湾まで運ばれ、さらに江戸川・利根川・渡良瀬川を遡り、陸路を経て日光まで運搬されました。このような大規模な輸送は、当時の技術と労力の結集によるものであり、黒田長政の徳川家康公への深い敬意と感謝の表れとされています。また、この鳥居は地震対策として、笠木や島木(最上部の横木)を空洞化し、重量と石の組み方によって揺れに耐える構造となっています。実際に、1683年の天和の大地震や1949年の今市地震の際にも崩れることなく、わずかなズレが生じただけでした。
日曜日の朝10時前には、すでにチケット売り場は長い行列になっていた。陽明門 三猿 眠り猫などが見られるのは、ここから先の東照宮の有料拝観エリア。
大きさ的には大したことのないように思われるが、これは花崗岩で出来た石の鳥居です。1618年に黒田長政が奉納されたと言われており15の石材を組み合わせて作られています。過去に地震で柱が多少ズレましたが勝手に戻ったそうです。いわゆる耐震機能があるらしいですね。昔の知恵は凄いですね。
2024.05訪問1618年に、九州筑前藩主 黒田長政が奉納高さ9m、柱の直径が約1.2m鎌倉八幡宮、京都八坂神社と並ぶ日本三大鳥居に数えられる見上げるほどの大きさに圧倒でも行った時は鳥居の下が立ち入り禁止で鳥居の脇から入りました🥺
世界遺産の一つです。ただの鳥居かと思われがちですが、この鳥居の石柱は、なんと筑前国(現・福岡県)で切り出した15個の石を海路で江戸湾へ、そこから江戸川、利根川、渡良瀬川、思川を上り小山市の乙女河岸からは、丸太の上を転がして並壬生、鹿沼、今市を経て、ここで組み立てました。運ばせたのは黒田長政。長政は家康に関ヶ原合戦の活躍を認められ、国持大名に取り立ててくれた恩に報いるため、石鳥居を奉納しました。どれだけ凄いんだよ、家康公の権力は。石鳥居中央上部に掲げられている扁額「東照大権現」は畳1枚分の大きさがあり、後水尾天皇の勅筆とのこと。天皇勅筆ってのもレアですね。更に、日光東照宮本殿と鳥居の中心を結んだ線の延長上に江戸城があり、神格化した家康公(東照大権現)が江戸を見護っているそうです。なんとも凄い話です。トリビアとしては、石鳥居下の石段は上に行くほど横幅が狭く、かつ段差も低くなっています。これは、遠近法を使って石鳥居を遠くに見せるための工夫だとか、匠の技が連発しています。江戸時代の石鳥居では日本最大規模を誇り、八坂神社(京都市)の石鳥居、鶴岡八幡宮(鎌倉市)の鳥居とともに「日本三大石鳥居」に数えられています。このような知識を踏まえて石鳥居を見ると感慨深いものがありますよ。
日光東照宮参拝で最初にくぐる門になります。ここからが豪華絢爛な東照宮の見学の始まりになります。一の鳥居の手前には、標高634mの場所に東京スカイツリーの看板があります。
2024/1/2030年以上ぶりに日光東照宮へやってきました。名古屋からは遠い...修復してから結構たったと思うけど少しでも綺麗なうちに見て見たくてやって来ました。石鳥居を抜けるといよいよ東照宮です。
| 名前 |
一の鳥居 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0288-54-0560 |
| HP | |
| 評価 |
4.4 |
| 住所 |
|
周辺のオススメ
杉並木街道を走り、この一の鳥居前の石畳を歩いてこの場所に立つと、いよいよ来たなと気圧されるのだ。一礼して恐る恐る脚を踏み出すと、この五重の塔と対のような、苔むした石灯籠とが出迎えてくれるのだ。それは感嘆の感動と共に、見えず結ばれた界を越えた証のようなのだ。