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とにかく保護者の参加が多い保育園です。保護者は必ず何かの係をしなければいけません。入園の初年度はまだ慣れていないので、お手伝い程度でも許されますが、2年目以降学年が上がるごとに負担が増え、最終学年の5歳児のクラスになれば、係の長をしなければなりません。絶対にしなければいけない訳ではないと先生は言いますが、4歳児クラスになると熱心で発言力の強い他の保護者から「来年は長をしなければいけないから」と度々聞かされるようになり、必然的に逃れられなくなります。長になればクラスのラインの他に各係のライングループを作り、親御さん同士で連絡を取り合います。係の長になれば各係が集まる保護者会があり、決定事項をクラスラインに流す等しなければなりません。その為、出席出来なくなれば個人で交渉して代理出席できる人に頼み情報を得なければなりません。係ごとに定期的に会があり、少ない係は年に4回程、多い係は月に何度も集まり保育士の先生も同席し様々な事を保護者が決めています。最終学年は特に集まりが多く、保育園の統括的な会議の場である保護者会は少なくとも月1程度はあります。その他、年1回の先生との面談、年6回程のクラスごとの懇談会、保護者同士が相談等できる茶話会が年に何度か、運動会があればその都度入場門の組み立て設置や荷物の運搬も有志の方がされており、最終学年の親子競技では話し合いの他に練習が6回もあり熱心にされています。もちろん強制では無く前もってライン投票で「親子競技をやりたいかやりたくないか」を聞か決めています。保護者の係によっては勉強会や発表もあり、性についての勉強会など園の方針について理解を深める為の様々な勉強会も開催されます。園内での餃子や寒天、草履やチョコ等販売の話し合いと実施、プールの設置や片付け、園庭にある田んぼの稲植えの為の田んぼ作り、園の柿渋塗りや草抜き、園庭の山への土盛り等、係の保護者が中心となり保護者同士で協力を促しあって運営しています。保護者が参加する係も固定ではないので、毎年ほぼリセットされます。決まった会の日までに、係の長が個人で前任者や先生に話し合う内容を聞いてレジュメを作り、それに沿って係ごとの会で去年の様子と比較して感想なども交え今年の予定を話し合います。それを月1保護者会で係の活動として発表します。係ごとの他の保護者に呼びかけるポスター作りも、先生側はほぼ関与していないので去年のデータはなく、毎回新たに作っている状況で非効率的な部分もあります。お泊り保育もあります。4歳児で年1回(夏)、5歳児で年2回(夏、卒園前)あります。自分たちでメニューを話し合い、買い物に行き料理をしシャワーを浴び、散歩や夜に園で遊び、仲間と寄り添いながら眠ります。先生方も大変そうですが子供の成長が感じられて良かったです。子供の為に協同保育をしたい方には、保護者同士仲良くなれ楽しめると思います。一般的には参加しづらい父の為に、父だけのライングループが作られてもいますし、保護者同士仲良くなれる機会も多く飲み会などもあります。その為か保護者もおおらかな人が多く和気あいあいとしています。ただ園の運営が独特な為か若い先生と長くいる先生しかおらず、中堅の先生がいません。気がつけば、紹介されてない若い男性の先生?アルバイト?がいたり、先生の出入りが激しいです。正社員が来ないので、アルバイトやパートが多いです。何年か残っている園の先生は熱心で良い先生が多く、コミュニケーションが良く取れる部分では良いと思います。忙しいのか、年間の予定の把握が甘く、週末に来週水着が必要と言い、急いで用意するとワンピース型はダメと後から言われたり、突然明日、巻タオルを用意してと言ったり行き当たりばったりな所があります。その他、夏場以外はは月1でお弁当日があります。お盆と年末の特別保育時にもお弁当の用意が必要です。土曜保育は前月20日までに申請が必要で保護者のリフレッシュ目的は認められません。勤務日程など入園時に提出しているので誤魔化す事はできません。連絡帳も独特です。個人の物は無く、園に置いてあるクラスごとのA3の一覧表の個人名が書かれている所に毎朝登園時に各自記載します。お迎え時に全体向けに書いてある1日の様子を見る形式ですので、迎えの保護者しか把握できません。お迎えの時にその表の前に保護者が沢山いたり、持ったまま話し込んでいる事も多く読めない事も多々あります。また、園の方針で行事の時の写真撮影と動画撮影は禁止です。心に焼き付けてしっかり子供を見てほしいからだそうです。写真は保育園で取ってくれ、後で購入できます。忙しいのか約1年遅れで購入希望を聞かれアプリで購入するシステムです。基本、テレビやスマホは推奨されておらず、1日1時間未満が推奨されています。その為キャラクター物の服や小物は禁止です。フードやスカートも禁止、11月頃までは半袖短パンが基本スタイルで、子供も強くなるので、学年が上がるにつれ病気をしなくなりました。低学年からかなり遠くへの散歩など体を動かす事が多く、旅行など長距離でもくずった事もないくらい体力は付きました。女の子の髪は肩につく長さは禁止。自分で扱えないからだそうです。水筒も年少の内は園指定の水筒を使用します。サンダルも禁止で、保育園指定の草履のみ許可されています。園内は土と畑なので裸足か草履で過ごす事が多く、靴もすぐ泥だらけになり、草履が履ける年齢になるまで、何足も靴が必要でした。お弁当の内容も細かく禁止事項があります。ピックやカップ類は禁止、ふりかけやソースは禁止で、時々白身魚料理を入れるよう指定がある事もあります。おむつの使用は入園すると0歳でも園内では使用禁止で、洗濯は大変ですがおむつが外れるのは早いです。文字も、園の方針で基本読み書きは禁止です。最終学年の後半で少し教える程度でそれまでは、文字以外の感性を育てる事に重点を置いているようです。各係などの集まる時間は17時半から18時45分くらいが多いですが時間がおして19時を過ぎる事もあります。その間は保育はだいたいしてもらえ、おせんべい等を食べさせて待たせます。良くも悪くも30〜40年前で時が止まっているような保育園です。園では、子育てに時間的余裕のある方が参加頻度の多い役員などの係を熱心にやっているので発言力があります。そういう方が園の方に「もっと保護者の参加を増やすべきだ」と声高に叫んでいるので、会に参加できない共働き核家族世帯の意見はいつまでも反映されません。園が合わない方は割とすぐ転園されます。一旦減っても3歳児クラスまでは増員が見られるものの、4.5歳クラスではほぼ増員はなく最終的には2〜3人減り、ひとクラス10人くらいになります。とにかく入園を考えている方は、かなりの覚悟を持って積極的に共同保育をするつもりで入園される事をおすすめします。