1300年の歴史 長徳寺の癒し。
長徳寺の特徴
大智山長徳寺は1300年代に開基された貴重な臨済宗の寺院です。
境内には広さ5ヘクタールの自然森が広がり、静かな散策が楽しめます。
年末には特別な鐘つきの体験ができ、歴史を感じることができます。
格の高いとても立派なお寺と聞きうかがいました。三重塔、仁王門ほか、いくつかの文化財や記念物を見ることができます。木戸が閉まっており本堂の中をうかがう事はできませんでした。
臨済宗の寺院である本寺は、足利基氏の祈願所として1300年代に開基されたそうです。とてもきれいにされた境内は広く、様々な歴史のある建造物やビャクシン(川口市指定天然記念物)などの木々を見ることができます。
むかし、三代将軍家光のときに江戸で大規模なキリシタン狩りがあり、宣教師や信徒、その家族まで大量に処刑されました。ことき殉教者の妻がこのお寺に逃げ込んだのですが、それが川口芝の代官熊沢忠勝の娘「お夏」です。熊沢忠勝が以前よりここの住職と懇意にしていたのを頼みの綱としたわけです。しかし、幕府の役人に見つかって連れ去られてしまいます。そこで、住職がお夏をここの檀徒として更生させると役人を説き伏せ、何とか救出に成功するのですが、お夏の子供は処刑されてしまうのです。この寺の預かりとなったお夏はその後社会復帰していくのですが、現代になってお夏が拝んでいたと思われる阿弥陀如来坐像の内部から、マリア像と十字架が発見されたした。これで再び個々の住職が脚光を浴びることになったわけです。
長徳寺の森は広さ5ヘクタールもあり埼玉県南では貴重な自然森です。長徳寺の前に高さ13メートルに及ぶビャクシンがあり埼玉県指定天然記念物になっているほか、スギ・ナラ・シラカシ・アカシデ・スダジイ・ヒノキ・アカマツなどいろいろな木があり、まさしく里山の森という感じ。ただ足を踏み入れると少し怖い感じもある。長徳寺は最盛期に徳川家康より寺領40国を安堵されたと言うから、今の森が5ヘクタールとすると40倍の200ヘクタールは寺領があったと推測され、現在の川口市が620ヘクタールなので川口市の1/3が長徳寺の寺領であったと推測される。それから400年近く経ち寺領は減っていったけど5ヘクタールの森は残りました。お墓が1000基近くありほとんどが近隣なのでそれらの檀家に支えられているのと、森の中に広場と川口市役所芝支所があるなど川口市にも支えられて森が保全されてきたのでしょう。平成22年には川口市の保全緑地に指定されました。
某サイトでこちらのお寺を知り、梅の花を愛でに行ってきました😊梅の木は少ないですが綺麗に咲いていて癒やされました❤️人がほぼいなかったのでひとりでめっちゃ撮影してしまいました(笑)
町内にありながら禅宗寺院らしい佇まいです。駐車場は壇信徒駐車場と書いてありますが電話で確認しましたら駐車可でした。
境内から川口市、東京方面が一望。鎌倉時代からとのこと。1000年前はどんな風景だったのでしょう。
~いつも素敵なお花のお出迎え盆 正月 お彼岸恩師の月 命日に御参りさせて頂いてます😉
燐とした立派なお寺です。 カラスの鳴き声で現実に戻されます?
名前 |
長徳寺 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
048-266-1465 |
住所 |
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評価 |
4.1 |
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大智山長徳寺。貞治3年(1364年)創建と云われています。臨済宗建長寺派の寺院で御本尊は釈迦如来です。龍派禅珠頂相などの文化財が多数所蔵されています。蕨駅から徒歩で約25分。駐車場もあります。