兵庫の重要文化財、遊女塚を訪れよう。
石造宝篋印塔(遊女塚)■石碑に記載された説明兵庫県指定重要文化財(指定昭和46年)このような形の塔を宝篋印塔といいます。日本にだけみられる形の塔で、峠や村境などに建てられ人々の安全を守ってくれたと信じられていました。この塔は総高4メートルにおよぶ大きなもので、他にあまり例のないものです。塔自体が大日如来で中央部四方にある梵字は、それぞれ如来仏をあらわしています。笠石の四隅にある三角形の突起の梵字は如来を守る四天王と如来に奉仕する四菩薩を示しています。台石に縦に彫られた12行の文字には塔創立の功徳と、この塔が建武4年(1337年)に士忠禅師によって建てられたことが書かれています。塔はもともと山陽道に沿った丘の上に建てられていましたが鉄道開通(明治21年)によって現在値に移されました。神戸市教育委員会■神戸市HP 文化財・民俗芸能 > 神戸の文化財 > 文化財 > 紹介 から以下抜粋概要西垂水共同墓地の内にあって、3段の基壇の上に建ちます。古くから遊女塚と呼ばれ、もとは海神社の西、西国街道に面した北側の丘の上にありましたが、明治21年鉄道敷設の際に今の場所に移されました。花崗岩製で、九輪の上部第1輪から請花・宝珠にかけての一部が欠けている他は完存しています。現在の高さは約3.38m、基壇を加えると4.0mにも及ぶ大きなものです。台石の刻銘によって建武4年(1337年)の造立であることが明らかで、各部の手法も良くこの時代の特色を示しています。様式から言えば、この塔は大日如来に見立てられていると察せられる、他に類型を見ない珍しいもので、その規模も全国的に類型が少ないもの。しかも姿かたちの良く整ったものとして貴重です。神戸市HP 抜粋終わり。
| 名前 |
石造宝篋印塔(遊女塚) |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
3.2 |
| 住所 |
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垂水が間の宿として栄えていた事が伺える。説明板には書いてないけど。