新神戸駅近くの大工道具館へ!
竹中大工道具館の特徴
竹中工務店が運営する独自の展示館です。
新神戸駅から徒歩数分でアクセス良好です。
大工道具に特化した魅力的な施設です。
竹中工務店の企業ミュージアム。「建築の竹中」が集積された博物館です。創業から約400年。ゼネコンでは珍しく、土木よりも建物建築に注力してきた企業で、建物に特化してきた企業だからこその「大工道具の博物館」だと思いました。今回初訪問させて頂きましたが、建設の進化と共に大工道具もそれぞれ変遷が有り、石斧から始まったものが、刃物となり、仏教伝来で刃物が更に進化(ノコギリやミノが開発される)。また、寺を建てるのに、木組が開発され、木組の種類と共に建物が頑丈になっていったと言う事を知りました。また、日本の建設技術が世界的にみても高いとされているのは、「寺」を建てる技術を磨いていった結果だと言う事を学べました。【見所】●ミノ、斧、ノコギリを初めとした大工道具類●寺の設計図面●木組の体験コーナー※子供の方が外すのが早いです💦なかなか、外れません…。●BCS賞(竹中工務店が創設した賞ですが…)を受賞した博物館自体(「デザイン」「設計」「工事」迄の全てを竹中工務店が自前で行う)【その他】●地下鉄、新幹線、新神戸駅から徒歩10分程度です。●駐車場は5台程度と少なく、電車、バスがお勧めです。●バリアフリー有り。ベビーカーも可。●トイレはとても綺麗です。
以前よりこの大工道具館には、興味がありました。遠く海外や東京からゼネコン、お茶の先生、建築学部の学生等が見学に来ているようですね日本の古来からの木造建築を支えてきた大工さん達の技術を 使っている道具を通して知る事の出来る博物館です。私は、神戸市在住なので何時でも来れるのですが案外そう思っていると来れないものですが……今回三ノ宮に妻を迎えに来て時間があったので見学しました。入る前からお庭の佇まいが素晴らしくて、期待を盛り上げでくれます。館内に入って入館料2人で1,400円を払いすぐに特別展示の日光東照宮エリアに、金箔と漆塗りで装飾された東照宮の建物を修学旅行で見て感動したのは、覚えていますけどその技法の手間隙かけた技には驚かされます大工は芸術家でもある訳です。そして常設展示会場の地下へ、こちらは木のぬくもりを感じながら太古からの大工道具の歴史をたどり現在の複雑な造形を作り上げる為に必要な多種多様な大工道具まで展示してあり各々の解説をモニターの動画で見ることが出来ます。興味深く観させて頂きました。最後に見学したのが、お茶室の内部構造が分かる原寸大であろう展示です。質素で自然との調和を考えた造りなのに細かな細工が施されていて、中に入ると落ち着いた空間になるだろうと想像出来ます。テレビ等で大工さんの技を見る機会は、ありましたが実際に実物を見ると迫力があって感動しました。
新神戸駅から歩いて数分のところにある施設です。住宅地の中にひっそりと入り口があり、入ると新築というか木の香りに包まれます。大工とか道具とか全く興味が無い状態で、単になんか人気があるなあという印象だけで来館しましたが、訪れればその緻密な技術に圧倒されるはず。この日訪れたときに行われていた企画展は丁度日光のもので、30回以上も塗り重ねた板や金箔、漆など何一つとっても気が遠くなるような作業。映像で工程を見ましたが、まず材料を工面するだけでも膨大な手間暇がかかっていました。ちょうど実演もしていたのですが、金箔を貼る作業なんかはまるで無菌室のように外気を遮断していて大変そうでした。常設展は紀元前の石斧からはじまり、木を切る道具、釘、組み木、墨壺など時代や中国や西洋など地域差、変遷を知ることが出来ます。ところどころ実際に触ってみたりできる場所も多く、組み木は本当にびっくりするような仕掛けです。下の階に降りると今度は木々など材質の違いだけでなく、伐採した切り株からどのように切り出すかによって木目による違いを知ることができます。さらには鉋の職人技を見ることが出来ました。鉋を使う大工だけでなく、その鉋を作られる職人の技術は本当に凄まじいの一言に尽きます。まるで刀剣のような展示でした(実際刀工の方が作られているのですが)たまたまボランティアガイドの方の説明を聞けましたが、真ん中にある大きな艶々とした木のベンチが艶出しを使わず鉋とそこに座る人の尻によって磨かれたものだと知った時は驚きでした。笑近年技術の発展によって大工道具の生産が少なくなっていくのもそうですが、そもそも良い道具というのは時が経って摩耗しても長く使われていくがために保存という観点からはなかなか難しかったそうで、今回こういう場で見ることが出来たのでよかったです。
2023年10月新神戸駅からほど近くにあります。県民ですが初めて行きました。道具館とあったので無骨な地味な専門的な展示を想像していましたが、緑に囲まれたゆったりとした落ち着いた気持ちの良い空間です。遊びの要素で触れたり子ども達でも興味を持って楽しめるように展示も工夫されています。大工道具はほぼ興味のない大人の私も建築美を愛でたり興味深く鑑賞しました。美術館へ行ったような豊かな気持ちになりました。いろいろと協賛されているようで、無料解放の日があったり、各種割引券があったりするようです。神戸観光の際には「KOBE観光スマートパスポート」もあり、そちらでも入館できます。
新神戸駅近くの竹中工務店が運営する展示館です。建築の歴史と文化を感じる素敵な場所です。建物も木を活かした素晴らしい造りになっていて、建物を見るだけでも楽しめます。館内ではスマホを使ったガイドもあります。時間が決まっていますがボランティアの方によるガイドツアーもあります。館内ではFreeWi-Fi も利用できます。新神戸で電車の待ち時間など時間がある時に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。入場料は大人一人700円です。支払いにはクレジットカード、Suicaなどの交通系IC カードやペイペイなどのバーコード決済も利用できます。
| 名前 |
竹中大工道具館 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
078-242-0216 |
| HP | |
| 評価 |
4.6 |
| 住所 |
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土曜日の午後に初訪問。来館者が多くてびっくりしました。展示は地下2階まであり、じっくり1時間ほど楽しめました。エントランスの日本建築も美しいですし、館内も木をふんだんに使い、各種展示も美しいです。切子細工の明障子がため息が出るほど綺麗でした。場所は新神戸駅からすぐ、駐車場も4〜5台あり、奥に別館で休憩棟があります。入館料は大人700円で、JAFで100円割引、支払いはpaypayで払いました。とてもオススメです。