小金城跡で感じる歴史散策。
大谷口歴史公園[小金城(大谷口城)]の特徴
中世の城郭跡が残る公園で、歴史的価値が高いです。
起伏に富んだ自然豊かな園内は、散策に最適な環境です。
障子堀や畝堀の見応えある遺構が見られる、貴重な場所です。
松戸市教育委員会設置のパネルの説明も丁寧で、中世の城跡ならではの起伏に富んだ園内には自然も豊富に残されています。
入口の隣にある駐車場がはたしてこの公園のものかはっきりしませんでしたが空いていたので利用しました。階段が急なのでお年寄りには厳しいかもしれませんがその分距離は短いです。登ってみると城址の広場は結構高い位置でした。石碑にある説明文も丁寧で良いと思います。日曜でも人出は少ないので新緑を静かに楽しむには良い場所だと思いました。
障子堀や畝堀跡が見られます。説明の石碑を読んでも10分で見終われるのでその後馬屋敷跡の歩道やマツモトキヨシ付近から高台のマンションを本丸に見立てて道路を湿地と妄想すると在りし日の様子が思い起こせます。
県内最大級ともいわれた小金城の一部分の跡地で、現在は森林浴に適した公園になっています。適度に階段があり、広場にはベンチも設置されています。お子様連れのファミリーや、ご年配の方々もいらっしゃいました。お堀の跡が各所にあり案内板も設置されています。堀に色々な加工を施してあるのは、お城を治めていた高城氏がついていた、北条氏側のノウハウのようです。粘土質なのでなかなか敵が這い上がるのが難しいように造っていたのかもしれませんが、遺構は時を経て風化が進んでいるようです。本城と呼ばれる、天守閣のようないわゆるお城が建っていた場所は、ここからさらに歩き小金大谷口城跡の碑がある場所の奥ですが、完全に住宅地になっていて現在は跡がありません。その向こう側の大谷口本城大橋から見ると、森林で囲まれているのが辛うじてわかり、「大谷口」という地名を残すのみとなっています。一帯の地名には「本城大橋」「馬屋敷緑地」「番場公園」など、形はなくなっても、名前は残るところに紡がれた歴史を感じます。
散歩にちょうど良かった。
良い散歩スポットです。軽い上り下りがあるので健康にいいかと思います。景色も中々いいです。
中世の城郭総構えは壮大なものだった事が、来て初めてわかりました。マニア必見ですね。
階段を上り下りして散策するので良い運動になります。遺構の近くにイラスト付きの看板が立っていますが落ち葉や草でわかりにくいというのが正直なところです。建物は東屋とトイレがあるくらいです。GW期間中に訪れたところ観光客はまばらにいる程度でした。最寄は小金城趾駅ですが、新松戸・北小金からも充分歩いていけます。
城址として残っているのはほんの一部。城として相当大きいものだったことがうかがえます。
名前 |
大谷口歴史公園[小金城(大谷口城)] |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.3 |
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1593年頃には廃城となった割には公園として整備され保存状態も良いと思いました。埋め戻されていますが堀なども当時を忍ばせます。このように公園と保存を両立させていただくのは嬉しいですね。