市杵島姫命を祀る小さな神社。
榎戸弁財天の特徴
道路脇にひっそりと佇む小さな弁財天の神社です。
祭神は市杵島姫命で、信仰の深さが感じられます。
バス停名に興味を持った訪問者も絶えない神社です。
2024.3.4祭神 市杵島姫命(ちきしまひめのみこと)小さな神社です。境内には石橋供養塔(常に人に踏まれている石橋を供養する意味と、石橋を渡って村内に疫病や災いが入り込むのを防ぐ意味があります)がありました。お社の格子の一部が空洞になっており、そこからお賽銭を投げ入れるみたいでした。
以前からバス停の名前が気になっており行ってみました。住宅街にこんもりと林がありひっそりと鳥居が立っています。その先に小さな社がありました。砂川九番弁天組の人々によって祀られた祠でして江戸時代には弁天社といったが、神仏分離により厳島神社あるいは市杵島神社と改められました。祭神は市杵島姫命ですが、明治34年(1901)神仏分離令により水天宮に合祀され、社殿と社地は残り戦後祀り直されたとのこと。その際昔から親しまれた弁天に呼称も戻したと思われます。
市杵島姫命を祀る村の神社。「弁財天」というと銭洗い弁天のように水を想起させるが、榎戸弁財天には池や川などはない。しかし境内に橋の安全を祈願する石橋供養塔がある。これは何らかの流れがあった名残だろうか。石橋供養塔は弘化年間(1840年代)に、村のこの辺りの氏子一同(願主惣組中)が建てた物のようだ。この社のご神体は、阿豆佐味天神社・立川水天宮にすでに合祀されているという話を聞いたことがある。しかし小ぢんまりとしたお社や境内はきれいに管理されており、今でも信仰の対象となっていることが感じられる。
| 名前 |
榎戸弁財天 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
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道路脇にある小さな弁財天です。