万葉集の詩に触れよう、歴史のある場所で!
万葉歌碑(巻2-142)の特徴
交差点の角に位置する、住宅街の中にある史跡です。
万葉集に登場する有間皇子の詩が楽しめる場所です。
歴史に興味がなくても足を運びたくなる、アクセスしやすいスポットです。
あまり歴史に興味のない人でも有間皇子という名は知らなくても、万葉集の「家にあれば 笥に盛る飯を 草枕 旅にしあれば 椎の葉に盛る」という詩は学校の古典の授業で習った覚えがあるのではないでしょうか。有間皇子は斉明天皇の前の天皇、孝徳天皇の皇子です。当然ながら彼にも皇位継承権はあったはずですが、肝心の孝徳天皇自体が中大兄皇子の傀儡で、中大兄と政策でそりが合わず難波宮で憤死します。その後、心の病と称して人目をはばかっていましたが、蘇我赤兄に唆され叛意を示したかどで捕らえられます。これも中大兄の策略であったと言われています。当時、白浜に行幸していた斉明天皇に申し開きに行った帰りこの地で処刑されました。
家にあれば 笥に盛る飯を 草枕 旅にしあれば 椎の葉に盛る( 有間皇子/万葉集)
名前 |
万葉歌碑(巻2-142) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
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住宅街、交差点の角にあるので駐車場なし。熊野古道の石碑が建っています。小さな広場に歌碑があります。