黒牟田焼の伝統、秋の火祭り!
黒牟田焼 丸田宣政窯の特徴
秋の火祭りが楽しめる特別な場所です。
武雄市の伝統的な陶器と出会えるお店です。
オリジナルの黒牟田焼を手に入れることができます。
秋の火祭りよく行ってます。素朴なところいいです。
| 名前 |
黒牟田焼 丸田宣政窯 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 電話番号 |
0954-27-2430 |
| HP | |
| 評価 |
4.8 |
| 住所 |
〒849-2342 佐賀県武雄市武内町大字真手野24704−2 |
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丸田宣政窯の資料画像と、それをテキストに起こしたものをアップします---黒牟田焼の由来と伝統日本の陶器史の中で、黒牟田焼は武雄唐津北部系に属している。黒牟田焼は現在、 佐賀県武雄市武内町にあるが、この一帯には三十近くの窯跡が点在し、一大群窯の姿をいまにとどめている。黒牟田焼は桃山末期の慶長、元和の頃 (約四三○年前)に、朝鮮の陶工宗伝と共に帰化した群団陶工の開窯によるものである。開窯以来、窯の焔は燃えつづけ、肥前一円の庶民の日常の雑器のすべての種類を焼成してきたのである。したがって、黒牟田焼の製品は日常の生活用品をはじめ、宗教用具に至る範囲にわたり、その規模は実に雄大であったことが数々の伝世品、発掘品をとおして伺われるのである。黒牟田焼の伝統陶技は、在来の古唐津の朝鮮陶技の中に、李朝中期の作調、文様が表現され、主に往時の肥前の土着民の生活感情が流れている。黒牟田焼の製品の特長は素朴な親しみ易い意匠形状と釉調にあるといえよう。殊に辰砂釉・呉須灰釉・鉄絵・大胆な刷毛目技法など、端的に黒牟田焼の個性美を表わしている。現在一軒となった窯元は、かつての伝統を守りながら、時代にあわせた民芸陶器と芸術作品の生産に立ち上り、さかんだった中期の黒牟田の面影をいまにとどめて、肥前民芸品としての復興と技術保存に専念し、新しいものを取り入れるのも伝統の一つと考え、日々陶品作りに励んでいる。なお、丸田窯には昭和二十五年の夏、約二カ月にわたり浜田庄司(人間国宝)が旅の杖をとどめて指導されたので、さらに民芸陶器の基盤がつちかわれた。