日本最初の茶樹栽培地、絶景へ。
乙護法堂(背振山中宮霊仙寺跡)の特徴
霊仙寺の前にある記念碑は、日本初の茶樹栽培の地を示しています。
山寺の入り口から広がる風景に、海や普賢岳の絶景が広がっています。
徒歩でのアクセスが必要な隠れた宝のような遺跡です。
坂本峠が通行止めで車が通らないから炎天下を避けてウォーキングしている最中山寺の入り口があり、入ってみました。草が生い茂っており結構迷いましたがなんとか上の入り口がある林道に出ることができました。
道の駅吉野ヶ里付近の千石山サザンカからの分かれ道から車で3~4㎞道なりに行けば霊仙寺に行けます。坂本峠からも行けますが現在は車両は通行止め。なので車で行くならこちらから行けます。
海まで見える〜〜めちゃきれい〜〜天気良ければ普賢岳も見える。
福岡県側から坂本峠を経由して来ました。トイレと案内板が設置されている林道の広くなっている場所に駐車して70メートル先の案内に従って進み、急峻な階段を降りて、霊仙寺跡にたどり着きました。乙護法堂は眼下に茶畑と遠景に道の駅吉野ヶ里(さざんか千坊館)を臨む場所にありました。風通しのよい建物で古いでした。木彫りの巧みさが素晴らしい。※2022年1月現在、佐賀県側からは車でたどり着けないようです。
坂本峠が通行止めになり、徒歩でしかアクセス出来ません。そのせいか、散策路は倒木やら草木などで至る所が封鎖されています。倒木をどかしながら、乗り越えては潜っての繰り返しです。至坂本峠の筑前街道跡がありますが、もはや散策路というより大冒険です。色々な箇所が数年前までしっかりと整備していたであろう痕跡が見られます。あと数年もしたら山に埋もれてしまいそうです。他の方の数年前の茶園を見ると綺麗ですが、今は無惨なたたずまいをしています。朽ち果ててしまう前に是非とも訪れてみて下さい。
茶栽培発祥の地とされています。栄西茶というらしい。茶畑からの景色もよし!
東脊振の方からは土砂崩れの為車ではいけませんでした。通行止めから徒歩で約三キロあります。
ここから広がる景色、風、鳥のさえずりに元気をもらいました。
霊仙寺乙護法堂前には「日本最初の茶樹栽培の地」としての記念碑が昭和23年に建立されました。これは栄西禅師が1191年にこの地にお茶の種をまいたことを後世に伝えていくためだとか。実際、記念碑から見下ろすように広がる斜面一面には現在も茶樹が植えられています。ここから見下ろす景観は一見の価値ありです!ちなみに栄西禅師の志は、現在も吉野ヶ里町に「栄西茶」として脈々と受け継がれており、釜炒り茶としての独特の風味を味わうことができます。
名前 |
乙護法堂(背振山中宮霊仙寺跡) |
---|---|
ジャンル |
/ |
電話番号 |
0952-52-5285 |
住所 |
〒842-0101 佐賀県神埼郡吉野ヶ里町松隈九瀬谷1923 |
HP | |
評価 |
4.3 |
周辺のオススメ

日本茶樹栽培発祥の地。