院内銀山の遺跡、歴史の魅力。
金山神社の特徴
鉱山が栄えた歴史を感じる、立派な作りの神社です。
随所に見られる墓石の台座が、不思議な雰囲気を醸し出しています。
院内銀山に近い場所にあり、自然に囲まれた静けさを楽しめます。
2023年8月18日に参拝しました。金山神社は、院内銀山が発見され、開坑されたのと同時期の慶長12年1607年に創建されました。創建当初は、山神宮と称していたそうですが、明治維新の神仏分離令で金山神社が通称となったとうかがいました。現在の社殿は、文政13年1830年に藩主である佐竹氏によって再建されたものです。社殿は、秋田県の史跡に指定されています。大雪や洪水等の被害で、道路が土砂崩れにより不通となり、しばらく入山が規制されていました。今回、二年越しで、ようやく参拝が叶いました。昭和29年1954年に閉山してから、鉱山町は、姿を消して杉林となっています。寺に向かう橋も朽ちて落ちていました。夏場に訪れましたが、一人であったため、周囲を探索するのは、諦めました。熊除けの鈴やラジオを携帯することをお勧めします。アブもたくさん飛んでいました。
鉱山が最盛期には、1万5千人が住んでいたところとは思えないほど杉の木が植えられ、自然に戻っています。道路も車1台しか通れない状況で相当覚悟して行くべし。金山神社の奥に明治天皇が入った御幸抗入り口が残されている。
当時の繁栄を感じられる、立派な作りの神社です。一見の可知有り。
多くの人にはおススメしませんが、こういう雰囲気が好きな人は一定数いますので…。ジャンルとしては心霊マニアより歴史マニア、とりわけ廃鉱山跡に異常な興奮を覚える方向けでしょうか。廃村にはかならず古いお墓がありますが、その古いお墓の規模としては国内でも指折りと思われます。神社は一時期朽ち果てていましたが、有志の方々により綺麗な神社になりました。院内駅には院内銀山の歴史について詳しく知ることができますのでそちらも合わせた時間調整をおススメします。(電車の本数が少ないので)駅からのレンタサイクルも便利です。
院内銀山のそばにあります。
ここ、好きです。人間の凄さ、自然の凄さを教えくれます。昔の人達が開発し、そこで生活していたが、今は自然に還りつつある。先人達の事を思いながら巡りたい。
久々に伺いましたが、随分と老朽化進んでました、こりゃ心霊スポットなるわな、レベルで。
| 名前 |
金山神社 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 電話番号 |
0183-52-3480 |
| HP |
http://akita-jinjacho.sakura.ne.jp/tatsujin_etc/kennsaku/yuzawa/019_kanayama.html |
| 評価 |
4.2 |
| 住所 |
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川の中に墓石の台座が有りました上流に石工がいたのでしょうか、それとも墓石が鉄砲水で流されたのでしょうか?