細雪の舞台、谷崎の旧邸。
倚松庵(谷崎潤一郎旧邸)の特徴
谷崎潤一郎が居住した旧宅であの細雪を書いた跡地です。
1980年代に市民が保存活動を行った歴史的な建物です。
見学は無料で、趣のある和洋折衷の邸宅を楽しめます。
阪神本線住吉駅から徒歩圏内にある、谷崎潤一郎の旧居。文学に興味がないと思っていた彼から、「入ってみる?」と言われ、びっくりしました。歴史好きの彼のことなので、当時の邸宅に興味を持ったのだと思います。無料で見学でき、庭や黒電話など、昭和の暮らしを感じる展示が印象的。館内では『細雪』の映画も上映されており、作品の世界に浸れます。文学ファンはもちろん、歴史や建築が好きな方にもおすすめの静かな癒しスポットです。
日曜日の昼間に行きましたが、他に一組のみ。受付で代表者の名前、住所、人数を記入して入館します。30分程の説明の動画が流れているので、時間があれば座ってゆっくり観るのがいいかなと。作品をあまり知らなくてもゆったりとした時間が過ごせます。開館日が限られているので注意です。
倚松庵(谷崎潤一郎旧邸)静かに細雪を直に感じる事が出来る資料館薪ストーブもあり、シンプルで機能的に生活していたのだなあと思う。創作欲が湧く2階もとても素晴らしい。
住吉川の清流の道をウォーキング中に無料開放されているのを知り訪れました。建物、お庭は綺麗によく管理されていて素晴らしかったです。この家で谷崎潤一郎氏が「細雪」を執筆されたようです。また、この家は水害などで下流側から現在の場所に移築されたようです。次回は紅葉の時期には訪れたいと思いました。
とても勉強になりました✨ここを知らずに、谷崎潤一郎という作家すら知らず偶然前を通りました。なにか惹かれるものがありました。2階の窓が開いていました。後で検索すると翌日の午後にお話し会があることを知りました。それにはいけなかったのですが、午前中に伺いました。午後からのイベントのためか、たくさんの関係者の女性がおられ、温かく迎えてくださったことを今でも覚えています。まだ作品を読めていないのが恥ずかしいです。
1980年代、この建物を保存するために活動する市民の方々がおられた。倚松庵の写真のテレホンカード、一枚800円、を作り、協力者に寄付を呼びかけた。この金額は小さいけれど、倚松庵の建物が、広く市民に知られることとなった。東京から関西に疎開した谷崎潤一郎は、関西の美しい言葉(特に船場言葉)を残すために「細雪」を執筆したと、聞いたことがある。谷崎潤一郎が描いた神戸、京都(特に平安神宮神苑の紅しだれ桜が印象的)など、四姉妹とともに、美しい関西の生活ぶりが、記憶に残る。
作家の谷崎潤一郎が居住跡です。本当は現在地より南にあったのを道路整備の為移設したそうです。中は色々な資料が展示されています。お名前は有名なので知っていたんですがどんな人か知らなかったんですが見学さして頂いて興味がわきました。近くには魚崎郷がありますし、目の前には住吉川が流れていて散策しながら楽しめますよ。開館日は事前に確認して下さい。
細雪の世界感が色濃く残る谷崎旧邸。もう一度細雪を読み返したくなる場所です。阪神間モダニズムにも思いを馳せることの出来る空間でした。来れて良かった。
細雪の舞台になったとおもうと感慨深くなりました。
| 名前 |
倚松庵(谷崎潤一郎旧邸) |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
078-842-0730 |
| 営業時間 |
[土日] 10:00~16:00 [木金月火水] 定休日 |
| HP |
https://www.city.kobe.lg.jp/a31937/kanko/bunka/bunkashisetsu/ishoan/ |
| 評価 |
4.2 |
| 住所 |
〒658-0052 兵庫県神戸市東灘区住吉東町1丁目6−50 旧谷崎邸 |
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谷崎潤一郎の細雪の舞台であり、現に1936年11月から1943年11月までの住居です。戦時中の諸事情から出版が禁止された文学作品が産まれた原点となる場所であり、一般人には感じ取ることの難しい深い感性が詰まった邸宅です。