明治の歴史、里程元標でひと休み。
兵庫縣里程元標の特徴
明治時代の歴史を感じる兵庫県の里程元標が魅力です。
元町商店街西側の出入り口からアクセスしやすい立地です。
キララ公園内に位置し、信号待ちのついでに訪れたいスポットです。
兵庫縣里程元標。明治時代に里程調査のために各府県に設置された道路元標。裏側に明治四十三年(1910)二月とあります。左右には明石や御影などへの距離や大阪府、岡山県、鳥取県との県境までの距離が刻まれています。脇の石碑の裏側にまとめられているのが分かりやすいです。神戸市相生橋西詰とあるように、ここにはかつて相生橋という跨線橋がありました。明治7年(1874)に神戸ー大阪間に日本で2番目の鉄道が開通し、分断された道路(西国街道)を繋ぐために神戸駅の東側に設けられたのがその橋です。汽車を橋の上から眺められると当時は観光名所になるほどの人気で、「神戸名所之内 蒸気車相生橋之景」という木版画にもなっています。この標柱はまだできる前で描かれていませんが。相生橋は昭和6年(1931)に鉄道が高架となり撤去されました。その工事の際に里程元標は湊川神社に移設保管され、昭和35年(1960)に再びこの場所へ戻ってきたと石碑に書かれています。
元町商店街西側出入り口信号渡るとあるキララ公園内にある、明治時代の兵庫県の里程元標、御影の里程標は阪神御影駅前にあります。
元町商店街(西国街道)のアーケードはここまでです。
名前 |
兵庫縣里程元標 |
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ジャンル |
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住所 |
〒650-0025 兵庫県神戸市中央区相生町1丁目1−16 きらら広場 |
評価 |
3.8 |
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