特別開帳で出会う十一面観音。
福生山 櫟野寺の特徴
櫟野寺の入口には迫力のある仁王像が鎮座し、印象的です。
特別開帳の十一面観音坐像を心待ちにしている方々が多い寺院です。
静かな山の中にある櫟野寺は、原風景が残る素晴らしい古刹です。
甲賀地方の天台宗の代表的な寺。甲賀郡は造東大寺や造石山寺の建築用材が野洲川を利用して運び出された関係で南都仏教が早くから伝えられていた。・・・平安時代には天台宗が浸透・・・『滋賀県の歴史』93頁杣谷の東の最奥部ともいえる櫟野村の擽野寺はその地域の天台宗中核寺院であったと云われており、専属の仏師を抱えた仏所を近隣に設けたとも言われ、顔や姿形や衣装などが類似の平安仏や鎌倉仏を周辺の寺院に供給し続けたという。『甲賀忍者の真実』19頁本尊の木造11面観音坐像は高さ約3.3にはもある日本最大級。
桓武天皇の延暦11年(792年)、延暦寺根本中堂の用材を求めてこの地を訪れた伝教大師最澄が霊夢を感じた櫟(いちい)の木から造られたと伝わるのが、本尊で像高3.12メートル、総高5.3メートルにもなる日本最大坐仏十一面観音菩薩像で、これを安置したのが当寺の始まりと伝えられています。国指定重要文化財となっている20体以上の平安仏が宝物殿に保管されており、一見の価値ありです。また、延暦21年(802年)、征夷大将軍坂上田村麻呂が鈴鹿山の山賊征討に赴いた際、当寺の十一面観音を参詣してから出陣したところ、蝦夷を平定できたといわれております。田村麻呂は櫟野観音の加護に対する報恩のために本尊守護のために自ら等身の毘沙門天像を彫刻して祀りました。そして、家来に命じて相撲を奉納し、現在でも毎年10月に奉納相撲が行われています。
延暦年間に創建されたと伝わる古刹寺院で本尊は国の重要文化財に指定されている十一面観音です。境内散策は自由ですが本尊拝観は料金が必要です。寺院には珍しく境内に土俵がありました。
紅葉を見に行きました、入口の2体の仁王さんも迫力ありましたが、くぐって両側の真っ赤なイチョウの木が綺麗でした。境内にりっぱな相撲の土俵がありました。
開山は最澄、開基は坂上田村麻呂、延暦11年に創建と伝わる古刹。本尊には日本最大の11面観音(重要文化財)を祀る天台宗の寺院です。ここは秋の特別拝観がお勧め(10/19~11/13)ゴルフ場の近くだから、車でないと不便ですねと言うことで今日は下見の様なもんだ。入口の石灯籠から始まり、石仏が整列しとる。石垣までも見事なり。山門の仁王様に挨拶し、中のお庭を拝見、観光客様に写真スポットもあり樹齢2000年の霊木も…あの韋駄天正子さんが訪ねて来たのが解りました。秋の紅葉に向けて準備万端の樂野寺、本堂と宝物殿は次にとっておきます✌️
櫟野寺(らくやじ)10月19日から特別開帳されている十一面観音坐像にお会いしてきました。坐像として日本最大、一木造りの十一面観音様はとても大きく、それでいて慈悲深い表情でした。そのお姿に魅了され、離れがたい気持ちになりました。
常に拝観出来ないご本尊が、特別開帳で拝観出来ました。13日までです。
先日は(10月22日)櫟野寺(らくやじ)の観音様を拝観して来ました。❮10月19日~11月第2日曜日まで❯特別拝観が行われています。穏やかなお顔、優しい眼差しは何時までも観ていても良いです。年2回の特別拝観ですので、秋の山々を見ながら参拝して観てください。
小さなお寺。拝観料500円で宝物殿の重文の仏像20体を間近で拝む事ができて超お値打ち。寺好き仏像好きにオススメの超良寺。
| 名前 |
福生山 櫟野寺 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0748-88-3890 |
| 営業時間 |
[火水木金土日月] 9:00~16:00 |
| HP | |
| 評価 |
4.1 |
| 住所 |
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天台宗の「らくやじ」最澄さんが、根本中堂建立のため用材を求めて来錫の折、櫟の巨木に霊夢を感じ一刀三礼のもと立木に刻まれたそうです。