神子畑の大イチョウに護られる。
神子畑のイチョウの特徴
神子畑の大イチョウは樹高20m、幹回り4.5mの巨木です。
お地蔵様に護られた神秘的な雰囲気があります。
神子畑選鉱場跡から徒歩1分のアクセスが魅力です。
神子畑の女神『神子畑の大イチョウ』(みこばたのおおいちょう)兵庫県朝来市佐嚢1921付近樹高:20m幹回り:4.5m指定:なし神子畑選鉱場跡から徒歩1分の場所に、この木はあります。この神子畑という地域には、かつて神子畑選鉱場という鉱山がありました。現在の地区の人口は40人ほど。明治20年から25年ごろの神子畑鉱山には3,000人の坑夫がいたそうです。昭和前期には鉱山が経営する映画館や劇場まであって、大変にぎわったそうです。大イチョウのすぐ横には、廃校になった小学校跡地、向かいには空き家になった民家。それほど遠くない昔、この場所には登下校する子供で溢れ、通勤する坑夫たちで溢れていたのかと想像すると、哀愁も感じずにはいられません。夏の日差しで夏の色に染まる大イチョウからは木漏れ日が落ちて、人けは無く、まるで映画のワンシーンのようです。小ぶりですし、文化財の指定も受けてはいません。けれどもその幹回りに似合わぬ大きな気根や、翼のように広がる樹形が見事であり、また周囲のロケーションの良さが群を抜いています。イチョウ前の石仏には花が供えてあるんです。僕は木に花を供えているのを初めて見て、グッときました。雌株で、『サモトラケのニケ』のような美しい樹形に見惚れました。また夏の暑い日に訪れてみたい。私にとって特別な木のひとつになりそうです。(2023年8月6日撮影)
| 名前 |
神子畑のイチョウ |
|---|---|
| ジャンル |
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| HP |
http://www.tree-flower.jp/28/mikobata_icho_696/mikobata_icho.html |
| 評価 |
5.0 |
| 住所 |
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お地蔵様に護られます😊