想像力をかきたてる平城宮跡。
第二次大極殿跡の特徴
第二次大極殿跡は、石組みと植樹が美しい空間です。
広々とした草むらでワンちゃんのお散歩に最適です。
平城宮跡の歴史を感じられる貴重な場所です。
第二次大極殿跡は過去の建物跡に石組みと植樹された空間です。再現された大極殿は別に北西にあります。宮城の中でも一段と高いところに位置していたのかして、宮跡内を見渡せる見晴らしのよい場所にあります。敷地は広く、柱跡には丸石が敷かれてあり、古代を思い浮かべることもできます。ただ広い空を見上げて散策する公園としても有効に機能しています。ジョギングするひと、犬の散歩にくるひと、野鳥を追うひと、キャッチボールをするひと、さまざまなひとに憩いを提供しています。春の桜が満開となるその頃は混み合います。葉桜になりかけた頃の方が落ち着くかもしれません。数年前に国有化される以前は奈良市民が草刈りなどをしていることもありました。
ワンちゃん散歩に毎日利用しています。
千葉から伊勢・奈良の寺社巡りの旅で2022/6/4、平城宮跡を訪れました。遺構展示館の駐車場(無料)の南側の内裏の先にあります。天平17年(745年)聖武天皇が紫香楽宮から戻って、第一大極殿があった西区の隣の東区に第二次大極殿を造りました。この大極殿の南側に東区朝堂院、さらに南側に朝集殿院があり、近鉄線の線路渡ったところにある壬生門まで続きます。いまは大極殿、朝堂、壬生門の土壇が残っているのみで、広々とした広場になっています。
ただの草むらですがこんなに広い平坦な草むらってなかなか無いと思うので貴重です。自転車で南北に走ってみましたが途中排水の溝にハマってしまいました!特にダメージは無かったです。元々あった遺構なのか分かりませんが草地を北に進むと石組の基礎みたいなのが残っていて巨大な石碑が迎えてくれます。取り敢えず何も無いけど大きな史跡という事で史跡好きには心踊る場所だと思います。夏場に行きましたが日影がほとんど無くとにかく暑いです。
平城宮跡の西半分の第一次大極殿跡は国土交通省に移管されてテーマパークに変貌していますが、東半分は文化庁の管理で自然が広がり歴史も想像する楽しみがあり、私にはこちらが好きです。自然を壊さないと収まらない国土交通省というものがよく分かります。かつええ加減な映画村みたいなものはいただけない。どうか草原を守って!
この地に平城京の跡地が残っている事そのものが奇跡です。都心部にありながら一千年以上の間開発されず、戦火にも遭遇ぜすに古代遺跡がそのまま存在しています。国の予算が付いたので、跡地を復活させており数十年後には素晴らしい風景となって平城京が甦ると思います。反対される方もいるかと思いますが、農地で置いとくより良いと思います。
名前 |
第二次大極殿跡 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0742-36-8780 |
住所 |
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HP |
https://www.heijo-park.go.jp/area/east/fukugen_midokoro/#midokoro02 |
評価 |
4.2 |
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第二次大極殿跡の方が、第一次大極殿よりも、より想像力をかきたてられる。南を見れば朝堂院などの政府機関が整然と並び、威容が感じられる........後ろを振り返れば巨大な内裏だ。前方を見れば天平人がなんだか優雅に歩いている…......第二次大極殿基壇上で昼飯を食べ終え、前を見ると朝堂院も天平人も影かたち無く、ただ延々と野原が続いているだけだ。