『火垂るの墓』の記念碑、文学を感じる満池谷公園。
小説 火垂るの墓 誕生の地 記念碑の特徴
遊具はありませんが、広場で楽しく遊べるスペースがあります。
近くのニテコ池には、ホタルの墓のモデルとなった洞穴が存在します。
記念碑の周辺は、歴史を感じながら散策できる場所です。
野坂昭彦の小説火垂るの墓で御影町から神戸大空襲からここ、ニテコ池に疎開してきたことを記念碑。
改めて映画を観てみようと思いました。
満池谷公園に久しぶりに来たら、このような記念碑が出来ていました。小説をどう捉えるかは、それぞれだと思いますが、現実に照らして、唯、可哀想で終えてしまっては、学びはないのではないだろうか。慣れ親しんだ、自分を成長させてくれた地域がアニメの舞台であっただけに印象的でしたね。
■文学碑「 火垂るの墓」誕生の地兵庫県西宮市にある文学碑。西宮震災記念碑公園に建つ小説「火垂るの墓」記念碑。野坂昭如の顕彰碑。建立:令和2年 (2020) 9月7日●3基の石碑。向かって左手にある円柱石の上に著者の野坂昭如の略歴紹介版がある。中央がメインの記念碑。右手には野坂の戦争体験が標されている、小説「火垂るの墓」はアニメ化されたムービーの方が著名かも知れない。記念碑の表書き題字は縦書きで黒彫り文字で遠目でもよく見える丁寧な造り。その背面の碑文も良い、「・・舞台となったこの地に戦後七十五年の時を経てなお戦後の悲惨さを語り継ぎ現在と未来の子ども達への恒久平和を祈念します」と結んでいる。此の記念碑は、西宮震災記念の犠牲者追悼之碑のやや後ろの東側にあって、南向きに配されている。小説の舞台といわれるニテコ湖畔に近い場所、物語誕生の地に建立された記念碑。
遊具はないけど広場で遊べます。
野坂氏が亡くなられたのを機に、野坂文学を顕彰すると共に戦争の悲惨さを後世に伝えるべく2017年地元住民らにより記念碑建立が計画され、3年間に及ぶ関係各位の努力により2020年6月に完成。建立に際しては企業や団体、個人からの募金と、西宮市の用地提供が有り、西宮市の認可により公園に設置された最初の文学碑となりました。火垂るの墓については、恥ずかしながら小説は読んだ事が無くアニメで知った派ですが、何より高畑勲の関西弁作品が大好きで、じゃりン子チエに続く本作品はまさに高畑作品の真骨頂だと思います。あと、代表の方のお話によると、野坂夫人はあくまで記念碑であり、お墓みたいにならない事を希望されたらしいですが、やっぱりー!誰が“お供え”したのか、節子と清太の碑の前にサクマのドロップが置かれてました。気持ちはわかります、泣けますよね。節子を通じて戦争で亡くなられた子供達に届けば良いですね。
ホタルの墓 節子と清太の住んでた洞穴のモデルが近くのニテコ池にあったみたいです。阪神大震災の影響で崩れたとか……でもつくづく戦争はしてはいけないと考えさせられるアニメホタルの墓。
名前 |
小説 火垂るの墓 誕生の地 記念碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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野坂昭如の自伝的小説「ほたるの墓」の記念碑。作家が住んでいたというだけで、特にここの地に誕生の謂れがあるわけではない。記念碑としてみた方が良い。